注目のスタートアップ

オンライン婚活「naco-do」運営の「いろもの」が6,500万円調達

company

2022年4月25日、株式会社いろものは、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

いろものは、オンライン婚活「naco-do」を運営しています。

真剣に結婚に取り組むユーザー同士が出会うことができる結婚相談所の仕組みと、専属サポーターによる婚活コーチングを合わせて提供することで、より結婚できるサービスとして構築しています。

また、完全オンライン接客、フルリモートワーク、データ活用などによって業務効率化を行うことで、低廉な価格を実現しています。

今回の資金は、組織の拡大、マーケティングの強化に充当します。

国内では少子化が大きな課題となっています。1970年代前半の第2次ベビーブームを頂点に、年間約200万人の出生数がどんどんと下がっていき、2019年には出生数が87万人にまで減少しています。

また同様に婚姻件数・婚姻率も減少しており、少子化を止めるためにはこの婚姻数・率を向上させなくてはなりません。

このことから婚活ビジネスは市場を拡大し、2020年には2,000億円の規模に成長しているといわれています。特に新型コロナウイルス感染症の流行は大きな出来事のひとつで、オンライン婚活サービスの活用も進んでいます。

一方で、婚活サービスにおいて大きな課題となっているのが成婚率の向上です。たとえば結婚相談所は結婚に真剣に取り組む人が利用する婚活サービスですが、その成婚率は20%台であるといわれています。結婚相談所ではきめ細やかなサポートを行うため利用料金が高く利用にハードルがあるのですが、成婚率を見るとさらに心理的な障壁が生じてしまいます。

婚活では最適な人をマッチングすることが重要であり、それが成婚率につながってきます。婚活サービスでは成婚率を上げるためそれぞれが独自の取り組みを行っていますが、「naco-do」は、コーチングによって理想の相手を言語化することを大きな特徴としています。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ naco-do いろもの オンライン 婚活 株式会社 結婚 結婚相談所 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

新規航空路線の就航を目指す地域航空スタートアップ「ジェイキャスエアウェイズ」が2億円調達
2024年11月11日、株式会社ジェイキャスエアウェイズは、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約6.5億円となりました。 ジェイキャスエアウェイズは、関…
SNS型オンラインペット霊園 「memoriR」が正式リリース
2022年10月11日、株式会社WallBankは、「memoriR(メモリアール)」の正式版を2022年10月7日にリリースしたことを発表しました。 「memoriR」は、SNS型のオンラインペット…
オンライン教育サービス「BOOSTA」において新卒研修「AIエンジニア育成特別コース」が開始
2021年2月9日、INTLOOP株式会社は、運営する「BOOSTA」において「AIエンジニア育成特別コース」の受講生募集を開始したことを発表しました。 「BOOSTA」は、オンライン教育サービスです…
土地評価サービスを展開するJAXA認定宇宙ベンチャー「天地人」が資金調達
2022年12月9日、株式会社天地人は、資金調達を実施したことを発表しました。 天地人は、JAXA衛星をはじめとする地球観測衛星などから得られる宇宙ビッグデータを活用した土地評価サービス「天地人コンパ…
SaaS型データ分析AIツールを提供する「datagusto」が1.9億円調達
2022年7月20日、株式会社datagustoは、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaS型データ分析AIツール「datagusto」を開発・提供しています。 必要な…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集