注目のスタートアップ

クラウド郵便サービス「atena」提供の「N-Technologies」が1.25億円調達

company

2022年3月25日、株式会社N-Technologiesは、総額1億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

N-Technologiesは、クラウド郵便サービス「atena(アテナ)」を提供しています。

会社に届く郵便物をすべて電子化することで、どこにいてもPCなどの端末から確認・管理できるサービスです。郵便物の受け取り・管理・スキャニング・不要な郵便物の処理といった作業を一元管理することができます。

今回の資金は、マーケティング、オペレーションの強化、人材採用に充当されます。

新型コロナウイルスの影響により多くの企業でテレワークが急激に普及しました。しかし多くの企業ではテレワーク環境を万全にすることは難しく、郵便物を取りに行ったりハンコを押すためだけに出社しなくてはならないといった課題が発生しました。

N-Technologiesの「atena」は、この課題を解決するために生まれたサービスです。郵便物を「atena」の専用住所に郵送されるようにすることで、スキャン・管理されます。スキャンされた郵便物はクラウド上で確認できるため、郵便物の確認のために出社しなくてはならないということがなくなります。

また、すべての郵便物を簡単に電子化できるためペーパーレス化の促進、そして郵便物の管理・保管が効率化されるため、コストの削減も実現できます。

テレワークが普及したことにより、オフィスを設置しない完全テレワークに移行した企業も登場しています。郵便物の電子化は完全テレワークの実現のためには必須のサービスであるため、ニューノーマル時代での引き合いが増加していくと考えられます。

新型コロナウイルスは多くの企業にデジタル化を迫りましたが、レガシーな企業・組織ではデジタル化に苦しんでいるところもあります。しかし創業期はなにも導入されていない状態であるため、好きなようにシステムを導入することができます。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ atena N-Technologies アテナ クラウド テレワーク ペーパーレス化 一元管理 書類 株式会社 管理 資金調達 郵便 郵便物 電子化
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ペット×ITの「TYL」が5.6億円調達
2021年8月17日、株式会社TYLは、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペット×ITの領域で、往診専門動物病院「アニホック往診専門動物病院」や、動物病院の経営支援・人材…
コミュニティ特化型オウンド・プラットフォーム「OSIRO」提供の「オシロ」が資金調達
2020年2月27日、オシロ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 コミュニティ特化型オウンド・プラットフォーム「OSIRO」を開発・提供しています。 ファン・コミュニティを運営するための…
圧力鍋で炊いた玄米を数日寝かせてつくる玄米ご飯「寝かせ玄米」を展開する「結わえる」が2.5億円調達
2022年8月10日、株式会社結わえるは、総額2億5,029万9,000円の資金調達を実施したことを発表しました。 結わえるは、圧力釜で炊いた玄米を数日寝かせて作る玄米ご飯「寝かせ玄米」を展開していま…
「フューチャーベンチャーキャピタル」が学生支援キャリアカフェ「知るカフェ」を運営する「エンリッション」に投資実行
2023年4月21日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社エンリッションに投資を実行したことを発表しました。 エンリッションは、学生限定キャリア支援カフェ「知るカフェ」「BiZCAFE…
大学の研究室や研究機関向け研究業務DXプラットフォーム「Wizdom」開発の「PRES」が4,700万円調達
2022年2月24日、株式会社PRESは、総額4,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Wizdom(ウィズダム)」のβ版の提供を開始したことも併せて発表しました。 「Wizdo…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集