コスプレ特化のNFTサービス「Curecos」がコスプレイヤーを中心とした同人誌即売会「Cosket」で先行公開

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2022年3月18日、株式会社キュアは、NFTサービス「Curecos」(β版)を、「Cosket-コスケット-」のイベント会場で先行公開することを発表しました。

「Curecos」は、コスプレフォトシェアリングサイト「World Cosplay」と連携し、コスプレトークン(COT)を利用することができるサービスです。

コスプレイヤーやカメラマンは簡単にコスプレ作品をNFT化することができます。ユーザーは、COTを応援した人に贈ることでNFTを受け取ることができます。

現在はβ版としてNFT化できるコスプレイヤーを限定していますが、今後、コスプレイヤーが簡単にNFTを発行できる機能をリリースする予定です。

「Cosket」は、コスプレイヤーを中心とした全年齢向け同人誌の即売会イベントです。

コスプレとは、アニメやゲームのキャラクターに扮する行為です。コスプレを行う者をコスプレイヤー(略してレイヤー)と呼び、サブカルチャーではひとつのジャンルとして確立しています。

コスプレイヤーの活動は、撮影した写真・動画をネット上やイベント会場で公開・販売したり、イベント会場でコスプレを披露したり、撮影会を開催することが主となっています。コスプレはアニメ・ゲームの二次創作となるため多くは同人活動(インディーズ)として行われており、自己プロデュース力が重要となってくると考えられます。

コスプレ活動を長く続けるためにはファンを集めることが重要です。しかしファンが集まっても新たな写真集やグッズを販売したり撮影会を開催しなくては収益につながりません。

近年はパトロンサイトの認知度も向上し、ファンクラブを運営することが容易となっています。これにより安定的に活動を続けていける環境も構築できるようになってきていると考えられます。

一方で、コスプレのメインともいえるコスプレ写真は不正な流通が大きな課題となっています。不正にアップロードされた写真があることで写真集を買ってもらえないため、この課題を解決する必要があります。

NFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術です。

「Curecos」は、このNFTを活用することでコスプレ写真における不正な流通を解決し、コスプレイヤーやカメラマンが正しくコスプレ作品を公開でき、ファン集められる環境を構築することを目指しています。

ファンマーケティングは企業の価値を高めるためにも活用されています。このマーケティングはSNSでの情報発信やコミュニケーションが重要ではありますが、比較的コストがかからない方法であるため、創業期にも実施できるマーケティングのひとつです。「冊子版創業手帳」では、SNSの活用ノウハウを詳しく解説しています。

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