注目のスタートアップ

省力化・省人化ロボットソリューション「トモロボ」開発・販売などの「建ロボテック」が2.7億円調達

company

2022年2月14日、建ロボテック株式会社は、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

省力化・省人化ロボットソリューション「トモロボ」の開発・提供や、受託開発(新規開発・改造開発)事業、開発コンサルティング事業などを展開しています。

「トモロボ」は、鉄筋結束作業を自動化する「鉄筋結束トモロボ」、重い建材を運搬する「運搬トモロボ」など、用途ごとにラインナップが用意されています。

また、省力化に繋がる新しい工法や新しい建材により鉄筋施工を省力化する「速鉄」など、ロボット以外のソリューションも展開しています。

今回の資金は、鉄筋結束作業領域以外のロボットの新規開発・製造の加速に充当されます。

一般社団法人日本建設業連合会によると、高齢者層の離職により、2025年には建設技能労働者が約128万人ほど不足するようです。

人手不足はどの業界でも深刻な課題となっており、省力化・効率化や、人手確保のための取り組みが進んでいます。

建設業では労働環境の改善が進むだけでなく、省力化・効率化のためロボットなどテクノロジーの活用が推進されています。

建設業は現場ごとに環境が変わるため、現状のロボットが適用できる範囲は狭いのですが、運搬といった単純な作業をロボットが代替するだけでも大きな省力化につながります。

また、重いものを運ばなくてすむようになれば、肉体的に非力な人材であっても働くことができるようになります。

建設業に特化した大型の3Dプリンターも試験段階にあり、将来的には建設業は大きな変革を迎えると考えられます。

今後、どのようなスタートアップが建設業において存在感を示していくのか注目が必要でしょう。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、テクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ソリューション ロボット 受託開発 建設 株式会社 省力化 自動化 資金調達 運搬
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインAI動作解析ツール「Sportip Pro」が総合型地域スポーツ・クラブ「ヴァンフォーレスポーツクラブ」に導入
2020年10月8日、株式会社Sportipは、「Sportip Pro」が、一般社団法人ヴァンフォーレスポーツクラブに導入されたことを発表しました。 Sportipは、オンラインAI動作解析ツール「…
化学薬品不使用・短時間の加水分解技術を保有する「日本ハイドロパウテック」が3.1億円調達
2022年4月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、フェアトレードカカオなどを取り扱う商社である株式会社立花商店などです。 …
時間管理ツール「TimeCrowd」提供の「タイムクラウド」が2,550万円調達
2021年4月14日、タイムクラウド株式会社は、総額2,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ニューノーマルな働き方に対応した時間管理SaaS「TimeCrowd」を提供しています。 労…
「NEWoMan新宿」2階エキナカに新モデルのAIカフェロボット「root C」を設置
2021年12月13日、株式会社New Innovationsは、株式会社ルミネが運営する「NEWoMan新宿」に、「root C(ルートシー)」を設置し2021年12月10日からサービスを開始したこ…
制御性T細胞を用い免疫療法を開発する「レグセル」が5.5億円調達
2022年4月26日、レグセル株式会社は、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レグセルは、制御性T細胞(Treg細胞)の活用により、自己免疫疾患治療、移植免疫、癌免疫等に…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集