注目のスタートアップ

販売・請求管理SaaS「Scalebase」提供の「アルプ」が12.5億円調達

company

2022年2月9日、アルプ株式会社は、総額12億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

SaaSやサブスクリプションビジネスに特化した販売・請求管理SaaS「Scalebase」を開発・提供しています。

顧客ごとに異なる契約条件を柔軟に設定できるため、複雑化しやすい請求業務を正しくスムーズに行うことができます。

MRRやチャーンレートなどの重要指標もすばやく可視化し、販売戦略の意思決定と実行を支援します。

今回の資金は、「Scalebase」のさらなる開発や、人材採用、組織体制の強化に充当されます。

月額料金でサービス・プロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスは、様々な領域に広がりをみせています。

動画配信や音楽配信などが注目を集めていた頃から、今ではお菓子や、家具、オーディオ機器などのサービスも登場しています。

サブスクリプション型のビジネスには、継続的に売上を得られる、新規導入の障壁を下げられる、利用データが得られるなどのメリットがあります。

収益率を向上させるためには、顧客の離脱を防止することが重要です。

そのためには顧客の要望に応え、スピーディな開発サイクルを回していく必要があります。

また、サブスクビジネスの運営では、顧客ごとに利用料・利用時間を把握し、請求や決済を行える仕組みが必要です。

複雑な業務となるため、Excelなどで行っていては非常に負担となってしまいます。

アルプは「Scalebase」の提供を通じ、サブスクサービスの運営業務の効率化を支援しています。

業務効率を向上してくれるツールは、リソースの足りない創業期において大きな力となってくれます。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備や、システム活用のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS サブスクリプション 株式会社 管理 請求 販売 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型AI乗合配車システム「Noruuu」を提供する「REA」と「JRA西日本グループ」が資本業務提携
2023年4月14日、株式会社JR西日本イノベーションズは、株式会社REAに出資を行い、同時に西日本旅客鉄道株式会社がREAと業務提携契約を締結したことを発表しました。 REAは、クラウド型AI乗合配…
次世代太陽電池を開発する「エネコートテクノロジーズ」が資金調達
2022年5月23日、株式会社エネコートテクノロジーズは、資金調達を実施したことを発表しました。 エネコートテクノロジーズは、次世代太陽電池であるペロブスカイト太陽電池の開発を行う、京都大学発スタート…
アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する「The Chain Museum」が資金調達
2024年8月19日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ジャフコ グループ株式会社が運営する投資事業有限責任組合です。 The Chain …
“難消化性でんぷん(レジスタント・スターチ)”開発の「スマートスターチ」が資金調達
2019年7月19日、スマートスターチ株式会社は、事業を開始したこと発表しました。 また、事業開始にともなう運転資金の確保を目的とした資金調達を実施したことを発表しました。 スマートスターチは、食べた…
キャンピングカーと車中泊のシェアリングサービスなどを展開する「Carstay」が1.1億円調達
2025年3月10日、Carstay株式会社は、総額約1億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約4.8億円となります。 Carstayは、キャンピン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集