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2022年1月21日顧客のニーズに合う商品を的確に提案する機能を持った次世代ECプラットフォーム「Arcury」がリリース

2022年1月20日、アーカス・ジャパン株式会社は、「Arcury(アーキュリー)」をリリースしたことを発表しました。
「Arcury」は、顧客価値主導型CRM「EMOROCO AI」を組み込み、顧客のニーズに合う商品を的確に提案する機能を持った、“e-Marchant(EM, 電子行商人)”サイトプラットフォームです。
今後、アーカス・ジャパンが提供するサービスのベースとして使用される他、プラットフォームのみを他者に提供することも行います。
サービスは順次リリースしていく予定です。以下のような利用例を想定して展開していきます。
・ドローンマッチング(Arcury for DroneMatching):ドローンパイロットとドローンでの仕事を依頼したい事業者との提案型マッチングサービス
・GPSを用いた店舗案内(Arcury for Foods):Arcuryアプリを利用してGPSの位置情報からユーザーの趣味嗜好に合った飲食店等を提案する誘導型マッチングサービス
・スマートショッピングカートを用いた販売促進(Arcury for Market):ショッピングカードにArcuryを連携させてスマートショッピングカート化し、陳列棚の案内や特売情報の案内、レシピの提案といった個客特性に合わせた情報提供とスムーズな会計を行う誘導型マッチングサービス
・地域情報を活用したツアープランの案内(Arcury for Travel):Arcuryで保持する地域情報と個客情報をEMOROCOで分析し、最適なツアープランやオススメスポット等、趣味嗜好に合った経路を提案するガイド型マッチングサービス
ECサイトは、訪問した顧客が欲しい商品・気になる商品を検索し、それを購入するという構造が一般的です。
ECサイトとしても売りたい商品があるため、トップページへのおすすめの商品を表示しや、顧客の購買履歴などのデータを活用した商品のレコメンドを行っていました。
しかしレコメンドエンジンのクオリティが低く、的外れな商品を提案してしまい、購買につながらないというケースも多く、ECサイトでは機能の改善や新たな機能の開発が続けられています。
「Arcury」は、人間の感情をAIによって分析することで精確に顧客を可視化する顧客価値主導型CRMを搭載することで上記のような課題を解決したECプラットフォームです。
商品の売買だけでなく、スキルマッチング・飲食店マッチングなどでの利用も想定されており、幅広く活用されていくことが考えられます。
AIを活用した顧客分析は今後も広がっていき、様々な領域でユニークなプロダクト・サービスに搭載されていくことでしょう。
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