顧客のニーズに合う商品を的確に提案する機能を持った次世代ECプラットフォーム「Arcury」がリリース

tips

2022年1月20日、アーカス・ジャパン株式会社は、「Arcury(アーキュリー)」をリリースしたことを発表しました。

「Arcury」は、顧客価値主導型CRM「EMOROCO AI」を組み込み、顧客のニーズに合う商品を的確に提案する機能を持った、“e-Marchant(EM, 電子行商人)”サイトプラットフォームです。

今後、アーカス・ジャパンが提供するサービスのベースとして使用される他、プラットフォームのみを他者に提供することも行います。

サービスは順次リリースしていく予定です。以下のような利用例を想定して展開していきます。
・ドローンマッチング(Arcury for DroneMatching):ドローンパイロットとドローンでの仕事を依頼したい事業者との提案型マッチングサービス
・GPSを用いた店舗案内(Arcury for Foods):Arcuryアプリを利用してGPSの位置情報からユーザーの趣味嗜好に合った飲食店等を提案する誘導型マッチングサービス
・スマートショッピングカートを用いた販売促進(Arcury for Market):ショッピングカードにArcuryを連携させてスマートショッピングカート化し、陳列棚の案内や特売情報の案内、レシピの提案といった個客特性に合わせた情報提供とスムーズな会計を行う誘導型マッチングサービス
・地域情報を活用したツアープランの案内(Arcury for Travel):Arcuryで保持する地域情報と個客情報をEMOROCOで分析し、最適なツアープランやオススメスポット等、趣味嗜好に合った経路を提案するガイド型マッチングサービス

ECサイトは、訪問した顧客が欲しい商品・気になる商品を検索し、それを購入するという構造が一般的です。

ECサイトとしても売りたい商品があるため、トップページへのおすすめの商品を表示しや、顧客の購買履歴などのデータを活用した商品のレコメンドを行っていました。

しかしレコメンドエンジンのクオリティが低く、的外れな商品を提案してしまい、購買につながらないというケースも多く、ECサイトでは機能の改善や新たな機能の開発が続けられています。

「Arcury」は、人間の感情をAIによって分析することで精確に顧客を可視化する顧客価値主導型CRMを搭載することで上記のような課題を解決したECプラットフォームです。

商品の売買だけでなく、スキルマッチング・飲食店マッチングなどでの利用も想定されており、幅広く活用されていくことが考えられます。

AIを活用した顧客分析は今後も広がっていき、様々な領域でユニークなプロダクト・サービスに搭載されていくことでしょう。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ Arcury CRM e-Marchant EC ECプラットフォーム EM EMOROCO AI EMサイトプラットフォーム アーカス・ジャパン アーキュリー 株式会社 次世代 電子行商人
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「アクト」が訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開する「WAmazing」に出資
株式会社アクトは、WAmazing株式会社に出資したことを発表しました。 WAmazingは、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開しています。 Web・アプリ・WeChatにおいて、…
AIカフェロボット「root C」やOMOソリューション事業を手がける「New Innovations」が54億円調達
2023年4月12日、株式会社New Innovationsは、総額約26.3億万円の第三者割当増資と、金融機関からの約27.8億円の融資、リース枠の設定等により、総額54億1,000万円の資金調達を…
外国人材に特化した職業マッチングプラットフォームを手がける「ジャパンキャリア」が4000万円調達
2024年11月19日、株式会社ジャパンキャリアは、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンキャリアは、外国籍の人材に特化した職業マッチングプラットフォーム「JapanCar…
再生可能エネルギー発電事業に取り組む「アスソラ」が6.3億円調達
2025年4月16日、株式会社アスソラは、総額6億3000万円の資金調達を発表しました。 アスソラは、コーポレートPPAによる再生可能エネルギー発電の開発に取り組んでいます。 2025年1月に、第1号…
日本の映像コンテンツの世界流通を手がける「REMOW」が2億円調達
2022年11月18日、REMOW株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アミューズ、松竹株式会社、株式会社テレビ朝日ホールディングス、Skybound Ja…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集