「青山芸術」が案件・作業ごとに建築家がタッグを組める設計事務所向けプラットフォーム「architag」をリリース

tips

2021年11月26日、株式会社青山芸術は、「architag(アーキタッグ)」を提供開始したことを発表しました。

「architag」は、案件・作業ごとに建築家がタッグを組むことで設計事務所の新しい働き方を実現するプラットフォームです。

忙しく人手の足りない設計事務所が依頼を出すことで、独自の建築家データベースからスキル・忙しさなどの情報から総合的に判断し、希望にあった最適な建築家をサポーター候補として紹介するという仕組みとなっています。

また、事前入金・納品後振り込みなどのシステムによりお金関連の不安をなくしたり、用途に応じた業務委託契約書のテンプレートを用意したりすることでも、見知らぬ建築家と共に働くことを支援します。

青山芸術はほかに、個人向け建築家紹介プラットフォーム「titel(タイテル)」を運営しています。

まず建築市場のデータからみていきましょう。

日本建築士会連合会の公表しているデータによると、2020年4月1日時点で日本には約37万人の一級建築士がいます。

また一級建築士事務所は全国に約7万5,000軒あり、二級建築士事務所も含めると約10万軒と、非常に多くの設計事務所があることがわかります。

建築業界は案件の受注がベースにあるため、利益を伸ばすにはいくつもの案件を受注することや、実績を作ること、クライアントとの信頼関係を構築することが重要です。

そのため同時期に複数案件を受注することもあり、人手の足りない事態になってしまうこともしばしばです。

また所属している建築士が多忙にある場合、新たに案件を受注することが困難になってしまうということもあり、設計事務所はいつも人員に関して課題を抱えている状態にあります。

青山芸術はこの課題を、設計事務所と建築士をマッチングするプラットフォームを提供することにより解決しようとしています。

人材の採用は、企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ architag titel アーキタッグ タイテル データベース プラットフォーム 人材 働き方 建築家 株式会社 紹介 設計
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

本人認証と権利移転のプラットフォーム運営の「ビットキー」が39億円調達
2020年1月23日、株式会社ビットキーは、総額39億300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本人認証と権利移転のプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォー…
植物由来のセルロースファイバーを活用した次世代型素材を開発・提供する「エフピー化成工業」が資金調達
2025年3月3日、エフピー化成工業株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エフピー化成工業は、難古紙などのセルロースとリサイクルプラスチックのブレンドを実現する独自のリサイクル技術を活用…
車窓XRを開発する「DUAL MOVE」が2.3億円調達
2025年5月20日、株式会社DUAL MOVEは、総額2億3400万円の資金調達を発表しました。 DUAL MOVEは、車窓への映像表示を可能にし、車窓越しに見える実際の景色に重ね合わせるXRコンテ…
DXソリューションを一気通貫で提供する「ROUTE06」が2億円調達
2020年5月18日、株式会社ROUTE06は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 外部ベンダーやオフショア開発に頼らず、社内のプロダクト・マネージャー、エンジニア、デザイナーなどのチ…
DID/VCの技術基盤「proovy」を開発する「Recept」が資金調達
2024年8月28日、株式会社Receptは、資金調達を実施したことを発表しました。 Receptは、DID/VCの発行/検証基盤およびデジタルIDウォレットアプリ「proovy」の開発・提供や、デジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集