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植物由来のセルロースファイバーを活用した次世代型素材を開発・提供する「エフピー化成工業」が資金調達

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2025年3月3日、エフピー化成工業株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

エフピー化成工業は、難古紙などのセルロースとリサイクルプラスチックのブレンドを実現する独自のリサイクル技術を活用し、ハイブリッド樹脂「FPC」を手がけています。

また、「FPC」を活用したデッキ材や合成樹脂複合材といった製品を販売しています。

さらに、株式会社巴川コーポレーションと熱可塑性樹脂に天然素材であるセルロースファイバーを配合した「グリーンチップ CMF」を共同開発しました。

この新素材は、プラスチック成形に必要な流動性を確保しており、セルロースファイバーを高配合のまま使用できるという特徴を持っています。また、大量生産が可能であり、生産コストを低下させているため、日用品・自動車部品・建材など幅広い分野での展開を想定しています。

自社ブランド「Mawal(マワル)」において「グリーンチップ CMF」を利用した食器などの環境配慮型の製品を販売しています。

今回調達した資金は、自動車部品への実装を目指した開発や、新商品開発などに活用します。


石油をもとに作られる従来のプラスチックは、限られたエネルギー資源である石油を使用していることや、海洋汚染の原因となることなどから、環境への影響が少ない素材への移行が求められています。

しかし、プラスチックにはコストが低く扱いやすいことに加え、幅広い性質を持ち、軽量で強度があり、腐食しにくい上に絶縁性もあるといった多くの利点があります。これらの特性を持ちながら、同等のコストで生産できる新素材の開発は容易ではなく、すぐに代替することは難しいのが現状です。

そこで現在は、すべてを新素材に置き換えるのではなく、紙などの天然素材に置き換える「脱プラスチック」、微生物が分解できる素材を使用した「生分解性プラスチック」、再利用可能な「再生プラスチック」などの活用が進められています。

エフピー化成工業は、「脱プラではなく、環境に優しいプラスチックの普及」を目指し、植物由来のセルロースファイバーを用いた複合樹脂素材の研究開発や、新素材を利用した製品開発・販売を行っています。

事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ発行累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ハイブリッド プラスチック リサイクル 株式会社 植物由来 次世代 素材 資金調達 開発
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