AI学習プラットフォーム運営の「アイデミー」が「KDDI」と地域のDX人材育成において業務提携

tips

2021年11月29日、株式会社アイデミーは、KDDI株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

アイデミーは、AIを中心としたDX人材を育成するeラーニングプラットフォーム「Aidemy Business」や、データサイエンティストのためのAI/ML運用プラットフォーム「Modeloy(モデロイ)」などを運営しています。

今回のKDDIとの提携により、DX人材育成コンテンツを共同開発し地域企業に提供します。

具体的には、共同でのDXを人材育成コンテンツの検討、両社のアセットを活用したDX人材育成の施策検討・実施・地域への展開を行います。

経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘し、これを2025年の崖と呼んでいます。

DXとは、デジタル化などICTを活用することにより、企業活動を根本的に変革することを指します。単なるデジタル化ではないことに注意が必要です。

DXの実現にはICTと組織づくりの両方に精通した人材が必要となります。

しかし日本の多くの業界は人手不足に陥っており、特に地方ではDX人材を確保できないことからDXが進まないという大きな課題が生じています。

そのためDX人材を育成するための取り組みやサービスが強く求められています。

オンラインで教育を受けられるeラーニングは、地方でも質の高い教育を受けられるため、地方のDX人材を創出するために期待されています。

また、部門・従業員間でのICT知識の差がDX推進の障壁となっていることもあり、今後このようなテクノロジー系のeラーニングは社員教育としても活用されていくと考えられます。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ AI Aidemy Aidemy Business DX DX人材 eラーニング KDDI Modeloy アイデミー データサイエンティスト デジタル・トランスフォーメーション プラットフォーム モデロイ 人材育成 学習 株式会社 業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

定款の認証の手数料が改定 一律5万円が資本金額により3~5万円に
日本公証人連合会は、「会社の定款手数料の改定」について発表しました。 これまで株式会社・特定目的会社の定款の認証の手数料は、一律5万円でした。 今回の改定により、2022年1月1日から以下の手数料にな…
情報共有を加速する重症患者管理システム「iBSEN」開発の「CROSS SYNC」が1.5億円調達
2021年3月8日、株式会社CROSS SYNCは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場における経験や専門知識に依存しない情報共有を加速する重症患者管理システム「…
【3/6締切】「情報通信技術利活用事業費補助金(地域社会DX推進パッケージ事業)」
総務省は、「情報通信技術利活用事業費補助金(地域社会DX推進パッケージ事業)」の公募について発表しました。 デジタル人材/体制の確保支援、AI・自動運転等の先進的ソリューションや先進無線システムの実証…
「保育園留学」「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」など地方創生事業を展開する「キッチハイク」が資金調達
2025年6月11日、株式会社キッチハイクは、資金調達を発表しました。 キッチハイクは、子ども主役の暮らし体験「保育園留学」、日本のユニークな食文化を贈る、選べるギフトサービス「NIPPON LOCA…
需要予測AI開発の「New Innovations」が7,000万円調達
2019年7月30日、株式会社New Innovationsは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、世界初となる需要予測AI搭載無人カフェ・ロボット「√C(ルートシー)」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集