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データサイエンスで災害情報を可視化・予測する「Spectee」が資金調達

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2021年9月16日、株式会社Specteeは、資金調達を実施したことを発表しました。

SNSや気象データなどから解析した災害情報をリアルタイムに配信するサービス「Spectee Pro」や、AI開発サービス「SIGNAL」、AIアナウンサー「荒木ゆい」の自動読み上げプラットフォーム「ゆいプラ!」を展開しています。

「Spectee Pro」は、災害情報をリアルタイムで配信するほか、河川・道路などに設置されたカメラや衛星などのデータを活用し、AIによる解析・予測情報を提供しています。

自治体・企業などに、防災、BCP、交通・物流の安全やサプライチェーンのリスク管理などの目的で導入されています。

今回の資金は、データサイエンスを中心とした防災技術の開発、「Spectee Pro」の事業促進に充当される予定です。

SNSは報道機関よりもすばやく情報を得ることができる場合がありますが、フェイクニュースの問題があるため、正確な情報を得るためには情報の仕分けが必要でした。

AIの進歩により、SNSの投稿の真偽を判別できるようになってきているため、SNSを防災・ニュースに活用するサービスが登場しています。

また、気候変動による災害が頻発するようになっているため、すばやく正確な災害・防災情報のニーズが高まっています。

今後もAIの精度は高まっていくため、SNSの投稿を分析して情報を提供するサービスは様々なところに普及していくと考えられます。

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カテゴリ 有望企業
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