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迷走神経刺激デバイス「ARIS」開発の「アドリアカイム」が5.5億円調達

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2021年9月13日、アドリアカイム株式会社は、総額5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

急性心筋梗塞患者の慢性心不全への移行を軽減するための迷走神経刺激デバイス「ARIS」を開発しています。

今回の資金は、国内における治験実施に向けた取り組みと、グローバルな展開の加速に充当されます。

急性心筋梗塞とは、心臓の血管が詰まって血流が滞り、心筋の細胞が壊死してしまう疾患のことです。

急性心筋梗塞を発症した人は約30%が心不全となり、心不全となった場合は根治が難しく、不安な生活が続くこととなります。

アドリアカイムの迷走神経刺激デバイスは、急性心筋梗塞になった患者の迷走神経を刺激することで、心不全発症を抑制することを目的としています。

微弱な電気的刺激を与えるという副作用の少ないものであり、また薬剤治療では実現できなかった治療でもあるため、今後の慢性心不全の予防として期待されています。

医療機器の開発など、研究開発が主体となるビジネスでは、開発のために潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ ARIS アドリアカイム デバイス 医療機器 心不全 急性心筋梗塞 株式会社 治療 資金調達 迷走神経刺激デバイス
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