注目のスタートアップ

AIを活用した新薬開発の「MOLCURE」が8億円調達

company

2021年8月18日、株式会社MOLCUREは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

AIとロボットを活用して自動的に大規模スクリーニングと分子設計を行うことができるバイオ医薬品分子設計技術を提供しています。

この技術を活用し、製薬企業と協力し新薬開発を行っています。

2021年に製薬企業と実施した共同創薬パイプライン開発では、既存のバイオテクノロジー実験ドリブンな手法と比較して、100倍以上の結合力を持つ分子を大量に設計することに成功しています。

今回の資金は、大手製薬会社との共同開発やグローバル展開の加速に充当されます。

バイオ医薬品は従来の医薬品と比べて薬効が高い・副作用が少ない・これまで治療薬のなかった病気への効果があるなどのメリットがあります。

しかしバイオ医薬品は、微生物や動物細胞の機能を用いて、発酵や培養などの手法で製造されるため、培養棟などの製造設備を必要とします。また、製法管理や成分分析に多くのデータが必要となります。

これらの理由によりバイオ医薬品の製造には多額のコストがかかるという課題があります。そのためバイオ医薬品では製造におけるイノベーションのニーズが高まっています。

研究開発型のビジネスは、資金調達が非常に重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI スクリーニング バイオ医薬品 バイオ医薬品分子設計技術 ロボット 分子設計 創薬 医薬品 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

インフルエンサーマーケティングツール「Astream」などを展開する「A」が6億円調達
2023年6月20日、株式会社A(エース)は、デットファイナンスにより総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Aは、インフルエンサーマーケティングツール「Astream」や、SNSマーケテ…
法人カード「バクラクビジネスカード」が3Dセキュアに対応し正式リリース
2022年9月21日、株式会社LayerXは、「バクラクビジネスカード」において、3Dセキュア(本人認証)に対応し、正式版としてリリースしたことを発表しました。 「バクラクビジネスカード」は、利用料無…
Web3プロジェクト発のIP/コンテンツ創出を手がける「microverse」が2億円調達
2023年2月22日、microverse株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 microverseは、NFTプロジェクトの構築・実行に必要なAPI群を備えた自社プロダクト「…
現地観光ツアー特化エンターテインメント事業「Fun」展開の「Fun Group」が12.6億円調達
令和2年4月20日、株式会社Fun Groupは、総額約12億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 現地観光ツアーに特化したエンターテインメント事業「Fun」を運営しています。 地域…
「福祉はぐくみ企業年金基金」の導入サポートなどを展開する「ベター・プレイス」が3億円調達
2022年11月1日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベター・プレイスは、福祉はぐくみ企業年金基金の導入推進、導入支援、各種サポート業務を行う「はぐくみ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集