創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年6月10日不動産による資産形成をクラウドで支援する「ヤモリ」が5,000万円調達

2021年6月8日、株式会社ヤモリは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
不動産オーナー向けクラウド不動産経営管理サービス「大家のヤモリ」や、管理会社向けクラウド不動産オーナー管理サービス「管理会社のヤモリ」、無料学習メディア「ヤモリの学校」、物件探しから管理売却まで寄り添ってサポートする「ヤモリの家庭教師」を提供しています。
「大家のヤモリ」は、クラウド・AIを活用して不動産賃貸事業の学習から購入、管理、売却まで、不動産オーナーの経営を支援するサービスです。
また、管理会社向けの管理サービス「管理会社のヤモリ」も提供しています。「大家のヤモリ」と連携することにより、両者のコミュニケーションを円滑にします。
国土交通省によると、空き家の総数は、1993年から2013年の20年間で1.8倍(448万戸から820万戸)に増加しています。
今後も増加を続け、2033年頃には2,150万戸、全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうとの予測もあります。
この空き家問題は日本における大きな社会問題であり、自治体だけでなく民間企業によるビジネスでの課題解決も行われています。
空き家のなかでも、売りにも貸しにも出されていないものは2013年時点で318万戸あります。
この空き家の活用を進める必要がありますが、多くの場合、空き家のオーナーは不動産の知識を持たないため、適切な活用を行うことは難しいでしょう。
そのためヤモリは、この空き家問題を解決するため、知識のない不動産オーナーをデジタル技術によってサポートすることにより、賃貸市場の活性化、住居環境の向上、さらには空き家問題の解決を目指しています。
ビジネスでも専門的な知識が必要となる場面は多々あります。しかし必要な人材を雇うための資金が足りないこともあります。そのため専門的な知識を補ってくれるサービスの活用が重要です。「冊子版創業手帳」では、企業経営を支援してくれるシステムの構築について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI クラウド ヤモリ 不動産 大家のヤモリ 支援 株式会社 管理 管理会社のヤモリ 資産形成 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
株式会社Plottは、資金調達を実施したことを発表しました。 YouTubeで配信しているアニメーション『テイコウペンギン』を制作・運営しています。 今後、YouTube発のIP展開を目指し、アニメや…
2022年7月7日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三井住友信託銀行株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で設立したプライベートファンド「SuMi…
2024年1月30日、株式会社ファーメンステーションは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファーメンステーションは、独自の発酵技術と未利用バイオマス・微生物データベースを…
2023年3月7日、株式会社Laspyは、株式会社明治からの出資を受け入れ、資本業務提携を開始したことを発表しました。 Laspyは、サブスク型防災備蓄プラットフォーム「あんしんストック」を展開してい…
2022年4月15日、株式会社fixUは、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 fixUは、店舗のデジタル化/無人化支援サービス「fixU(フィックスユー)」を提供しています。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

