注目のスタートアップ

不動産による資産形成をクラウドで支援する「ヤモリ」が5,000万円調達

company

2021年6月8日、株式会社ヤモリは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

不動産オーナー向けクラウド不動産経営管理サービス「大家のヤモリ」や、管理会社向けクラウド不動産オーナー管理サービス「管理会社のヤモリ」、無料学習メディア「ヤモリの学校」、物件探しから管理売却まで寄り添ってサポートする「ヤモリの家庭教師」を提供しています。

「大家のヤモリ」は、クラウド・AIを活用して不動産賃貸事業の学習から購入、管理、売却まで、不動産オーナーの経営を支援するサービスです。

また、管理会社向けの管理サービス「管理会社のヤモリ」も提供しています。「大家のヤモリ」と連携することにより、両者のコミュニケーションを円滑にします。

国土交通省によると、空き家の総数は、1993年から2013年の20年間で1.8倍(448万戸から820万戸)に増加しています。

今後も増加を続け、2033年頃には2,150万戸、全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうとの予測もあります。

この空き家問題は日本における大きな社会問題であり、自治体だけでなく民間企業によるビジネスでの課題解決も行われています。

空き家のなかでも、売りにも貸しにも出されていないものは2013年時点で318万戸あります。

この空き家の活用を進める必要がありますが、多くの場合、空き家のオーナーは不動産の知識を持たないため、適切な活用を行うことは難しいでしょう。

そのためヤモリは、この空き家問題を解決するため、知識のない不動産オーナーをデジタル技術によってサポートすることにより、賃貸市場の活性化、住居環境の向上、さらには空き家問題の解決を目指しています。

ビジネスでも専門的な知識が必要となる場面は多々あります。しかし必要な人材を雇うための資金が足りないこともあります。そのため専門的な知識を補ってくれるサービスの活用が重要です。「冊子版創業手帳」では、企業経営を支援してくれるシステムの構築について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI クラウド ヤモリ 不動産 大家のヤモリ 支援 株式会社 管理 管理会社のヤモリ 資産形成 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

気軽に導入・使用できるロボットハンドの実現を目指す「Thinker」が5億円調達
2025年8月8日、株式会社Thinkerは、総額5億円の資金調達を発表しました。 Thinkerは、主に製造現場などで、家電のように気軽に導入・使用できるロボットハンドの実現を目指しています。 その…
生成AIや量子コンピューターなどを活用したIT開発・コンサルティングを手がける「KandaQuantum」が「寺田倉庫」と資本業務提携
2023年7月11日、株式会社KandaQuantumは、寺田倉庫株式会社と資本業務提携することを発表しました。 KandaQuantumは、生成AIや量子技術などを活用し、戦略コンサル領域から、R&…
CO2排出量可視化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供する「アスエネ」が資金調達
2025年10月23日、アスエネ株式会社は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は115億円となります。 また、米国でGHG見える化・メタン漏洩管理SaaSを提供するIconic…
パッケージ印刷プラットフォーム「canal」運営の「re」が5,600万円調達
2020年12月8日、株式会社reは、総額約5,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パッケージ印刷プラットフォーム「canal(カナル)」を運営しています。 全国に提携印刷会社を有して…
CO2排出量可視化・削減クラウドサービス「アスゼロ」提供の「アスエネ」が18億円調達
2022年4月13日、アスエネ株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アスエネは、温室効果ガス排出量管理クラウドサービス「アスゼロ」、再エネ100%&地産地消クリーン電力サー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集