注目のスタートアップ

アプリそのものが病気を治療する「治療アプリ」開発・提供の「CureApp」が21億円調達

company

2021年3月12日、株式会社CureAppは、総額約21億円の資金調達を実施したことを発表しました。

革新的な治療法(デジタル療法)である治療用アプリを研究開発・提供しています。

2020年8月には、国内初の療養アプリ「CureApp SC」の薬事承認を受け、12月に保険適用を受け、医療機関で提供が開始されました。

「CureApp SC」は、ニコチン依存症の心理的依存にアプリを通じてアプローチし、患者の考え方や行動を正しく変容させ、正しい生活習慣に導くことを目的とした治療用アプリです。

また、治療用アプリの開発により蓄積された治験を活用した民間法人向けモバイル・ヘルス・プログラム「ascure卒煙プログラム」も提供しています。

2021年3月現在、4疾患を対象に治療用アプリの研究開発を行っています。

CureAppの「CureApp SC」が薬事承認を受け、デジタル・ヘルス製品が治療機器となれる前例ができ、日本国内においてもデジタル・セラピューティクス(DTx)が注目を集めています。

デジタル技術やIoTを用いて疾病の予防・診断・治療などの医療行為を支援・実行するデジタル・セラピューティクスは、従来の医薬品・医療機器では難しい治療への適用が期待されており、様々な疾病向けのプロダクトが開発されています。

アメリカでは先んじて実用化されており、糖尿病治療、薬物依存症治療、喘息治療、パニック障害治療などが許可を得て処方されています。

研究開発型のビジネスは資金調達が非常に重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CureApp CureApp SC Digital Therapeutics DTx アプリ デジタル・セラピューティクス 医療 治療 治療アプリ 治療用アプリ 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

東レ発の先端技術搭載ファッションプロダクトを開発する「MOONRAKERS TECHNOLOGIES」が1億円調達
2024年1月24日、MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOONRAKERS TECHNOLOGIESは、東レの出向起業制度…
等身大のスクリーンにより2つの空間をつなぐコミュニケーションツールを展開する「tonari」が4.5億円調達
2022年6月8日、tonari株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 tonariは、等身大のスクリーンを介して2つの空間をつなぐ、新しいコンセプトのコミュニケー…
検索型FAQ「Helpfeel」開発・提供の「Nota」が5億円調達
2021年3月2日、Nota株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 検索型FAQ SaaS「Helpfeel(ヘルプフィール)」を開発・提供しています。 「Helpfeel」は…
米国株資産運用アプリを提供する「ブルーモ証券」が20億円調達
2025年3月20日、ブルーモ証券株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブルーモ証券は、米国株・ETF資産運用アプリ「ブルーモ」を提供しています。 専門家や他ユーザーのポー…
家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS」を運営する「クラス」が19.4億円調達
2024年1月24日、株式会社クラスは、総額19億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラスは、家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS(クラス)」、法人向けのオフィス構築…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集