注目のスタートアップ

料理人と飲食店のマッチング・プラットフォーム「smallkitchens」運営の「Gifukuru」が資金調達

company

2021年1月26日、株式会社Gifukuruは、資金調達を実施したことを発表しました。

料理人と加盟店舗の空き時間をマッチングし、オリジナルのお弁当の販売ができるプラットフォーム「smallkitchens(スモールキッチンズ)」を運営しています。

初期費用無料、運営による集客代行などにより、飲食への参入障壁を下げていることを特徴としています。

2021年1月現在、築地・浅草橋・蒲田エリアの3店舗で検証を行っています。

今回の資金は、店舗展開の推進などに充当されます。

飲食店は、高開業・高廃業の業種といわれています。総務省の「事業所・企業統計調査(平成18年)」によると、飲食業の開業率は28.1%、廃業率は32.2%で、全産業の開業率23.7%、廃業率28.4%と比べるとどちらも高い割合なっていることがわかります。

要因としては、高開業率に由来する競合の多さや、流行り廃りの激しさ、資金繰りの失敗などが挙げられます。

飲食店は、店舗を借りるという性質上、一度開業してしまうと営業場所を気軽に変えることは難しく、初期投資にもコストがかかることから、失敗を何度もくり返すことができません。

しかし、近年になってゴーストレストラン(シェアキッチン)という業態が登場したり、Uber Eatsなどのデリバリー・サービスの普及により、新たな開業の形が選べるようになっています。

気軽に開業できるところから始め、軌道に乗ってから店舗を持つという経営者も増えているようです。今後、スタンダードな開業方法になっていくかもしれません。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、Webを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。デリバリーやテイクアウトに取り組む飲食店の役に立つはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Gifukuru smallkitchens お弁当 スモールキッチンズ プラットフォーム マッチング 店舗 料理 株式会社 資金調達 開業 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

灯油自動発注配送管理システム「GoNOW」提供の「ゼロスペック」が2.3億円調達
2020年11月11日、ゼロスペック株式会社は、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 灯油の自動発注配送管理システム「GoNOW」を開発・運営しています。 顧客の灯油タンク…
釣りSNS「ANGLERS」 船宿を釣果から探せる新サービス「釣船・船宿検索サービス」をリリース
2022年4月16日、株式会社アングラーズは、新サービス「釣船・船宿検索サービス」を正式にリリースしたことを発表しました。 アングラーズは、釣り専用SNS「ANGLERS」を運営しています。全国の釣り…
リフォーム業に特化した現場管理支援事業を展開する「デジタルクランプ」が資金調達
2024年8月13日、株式会社デジタルクランプは、累計約8500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタルクランプは、リフォーム業に特化した現場管理支援事業を展開しています。 BPaaSに…
「保育園留学」「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」など地方創生事業を展開する「キッチハイク」が資金調達
2025年6月11日、株式会社キッチハイクは、資金調達を発表しました。 キッチハイクは、子ども主役の暮らし体験「保育園留学」、日本のユニークな食文化を贈る、選べるギフトサービス「NIPPON LOCA…
オンライン・フィットネス・サービス運営の「LEAN BODY」が5.2億円調達
2021年1月12日、株式会社LEAN BODYは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級のオンライン・フィットネス動画配信サービス「LEAN BODY」を運営して…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集