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2020年10月15日農産物流通プラットフォーム「農家の直売所」運営の「農業総合研究所」が5.6億円調達
2020年10月14日、株式会社農業総合研究所は、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、JR東日本と福岡ソノリクとの間で、資本業務提携契約を締結したことも発表しました。
全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営しています。
「農家の直売所」は、全国の生産者・農産物直売所と提携し、自社集荷設備で集荷した農産物を、都市部のスーパーマーケットなどのインショップ形式の直売所で委託販売するプラットフォームです。
JR東日本との提携では、駅・駅周辺施設などを活用した集荷場の整備や、小売店舗・「JRE MALL」での農産品の販売拡大を行います。
福岡ソノリクとの提携では、福岡ソノリクが所有・管理する倉庫や物流拠点の活用、西日本エリアでの農産物の輸送を行います。
今回の資金は、拡大するスーパーからの青果需要への対応や、産直卸事業の拡大、農産物流通プラットフォームの高度化を目的とした設備投資やシステム開発に充当されるようです。
農林水産省の分析によると、消費者に直接販売を行っている販売農家の方法をみると、農産物販売金額が大きいほど、自営の農産物直売所やインターネットを利用する割合が高くなっています。
しかし農産物や海産物は生鮮物のため、インターネット販売との相性はあまり良いとは言えません。そのため、物流網をうまく構築した委託販売などのビジネス・モデルなどのほうが伸びてくるかもしれません。
農業や漁業だけでなく、商品には販売場所が必要となります。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、インターネットを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。
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関連タグ | プラットフォーム 株式会社 流通 直売所 資金調達 農家 農家の直売所 農業 農業総合研究所 農産物 |
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