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多拠点クラウド・オフィス「TeleworkSpace」開発の「テレワーク・テクノロジーズ」が資金調達

2020年6月5日、テレワーク・テクノロジーズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

予約不要の3タップ10秒で利用できる多拠点ワークスペース・アプリ「TeleworkSpace(テレワークスペース)」を開発しています。

遊休スペースのある施設運営者と、テレワーク実施企業をマッチングし、空席や空きスペースをワークスペースとしてシェアできるようにするサービスです。

サービスのリリースは、2020年7月後半を予定しています。

テレワーク・テクノロジーズ株式会社
代表取締役兼CEO 荒木 賢二郎氏のコメント

今回のニュースにつきまして、テレワーク・テクノロジーズ株式会社 代表取締役兼CEO 荒木 賢二郎氏よりコメントが届きました!

荒木 賢二郎
2003年大学を卒業と同時にウェブデザイン会社を創業、一通りやり尽くし2016年に譲渡。2017年早稲田MBA修了。複数のベンチャー企業立ち上げに参画しつつ、バーやかき氷店など飲食店を運営することで、飲食店の使っていない時間活用に興味を持つ。2020年飲食店の空席や予約の入らなかったレンタルスペースなど捨てられていくスペースを地図上に表示し、予約なしの3タップ10秒でチェックインできる、多拠点ワークスペースTeleworkSpaceを開発中。
飲食店や店舗のデジタルトランスフォーメーション専門家としても講演や記事執筆でも活躍中。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

荒木:前職で飲食店の空きスペースや空き時間を収益化する事業にチャレンジしておりまして、今後は飲食店やカラオケやホテルなどが、自ら空き時間をワークスペースとして提供する未来が見えたんですね。でも、お店が単独でスペースを提供してもそれを必要な人に認知してもらうのは難しく、集客に難がありました。
そこで、BtoBプラットフォームにすることで、提供者と利用者の機会を最大化できるのでは?と設計したのが始まりですね。昨年秋頃です。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

荒木:これから利用側の法人契約営業を行う上で、非公開情報の取り扱いが大変なので調達を公知情報にしてしまうというのが今回のリリースの目的なので、その目的は達成できました。
反響としては、スペース提供側の登録、利用側の登録、企業からの問い合わせ、企業をサポートする会社からの問い合わせなど合わせて1日10件程度ご連絡頂いている印象です。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

荒木:展開はワークスペース以外に広げる水平方向と、自社でのスペース運営など垂直方向と、エリアの拡大、この3方向での展開をしていきます。
まずは来月7月後半にサービスをローンチしまして、必要な機能であったり、必要なエリアであったりと、利用者から共められていることの理解とその対応を行なっていくことになります。

ーありがとうございました。
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