注目のスタートアップ

「ソラメド」が資金調達 手術予定管理AI SaaS「オペプロ」を正式ローンチ

company

2025年10月23日、株式会社ソラメドは、資金調達を発表しました。

また、手術予定管理AI SaaS「オペプロ」の正式ローンチも発表しました。

「オペプロ」は、手術予定情報を統合し、現場で蓄積されるデータをもとに手術室の稼働状況や医師の負担を可視化・最適化するSaaSです。

現在、データ分析やアラート機能が中心ですが、今後は手術スケジュールの最適化支援やリソース需要予測など、AIの活用範囲を順次拡大していく計画です。

2025年3月から9月の半年間、中国地方所在の高度急性期基幹病院にてPoC(実証実験)を実施し、手術室稼働率の改善、手術空き枠の再割当数増加、手術時間外の外科医の事務業務量の削減といった効果を実証しています。

今回調達した資金は、プロダクト開発の加速、機能強化、カスタマーサクセスの拡充、事業拡大に向けたマーケティングに活用します。


国内の医療機関は、人材不足、過重労働、高齢化に伴う需要増、財務圧迫、地域格差、デジタル化・連携の遅れといった課題に直面しています。

手術予定管理クラウドサービスは、手術スケジュールと関連ワークフローをオンラインで一元化し、リアルタイム共有・最適化・分析を可能にするシステムです。病院の手術室稼働率向上、医師・スタッフの負担軽減、患者体験向上、コスト削減に直接つながるため必要性が高まっています。

このような流れのもと、ソラメドは急性期病院向け手術予定管理AI SaaS「オペプロ」を提供しています。AIがデータ分析や提案を行うことで、より精度の高い意思決定をサポートしています。

事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB DX SaaS オペプロ クラウドサービス ソラメド デジタルトランスフォーメーション ローンチ 効率化 医療 医療機関 手術 手術予定管理 最適化 株式会社 病院 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エンディングプラットフォーム「SouSou」を運営する「そうそう」が1.8億円調達
2025年7月4日、株式会社そうそうは、総額1億8000万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約3億円となりました。 そうそうは、ライフエンディングプラットフォーム「Sou…
スマートウォッチを活用しドライバーの健康と安全を見守る「Nobi for Driver」を提供する「enstem」が1.4億円調達
2025年2月27日、株式会社enstemは、総額1億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 enstemは、スマートウォッチを活用しドライバーの健康・安全を見守る「Nobi for D…
AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER」を提供する「コレクテスト」が1億円超調達
2024年3月25日、株式会社コレクテストは、総額1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 コレクテストは、AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER(バリュー…
クラウド・キッチンの「X Kitchen」が5,000万円調達
2019年12月27日、株式会社X Kitchenは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 1キッチンで複数のデリバリー・ブランドを展開するクラウド・キッチン事業を展開していま…
会員制捜索ヘリ・サービス「ココヘリ」運営の「AUTHENTIC JAPAN」が2.2億円調達
2021年3月5日、AUTHENTIC JAPAN株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 会員制捜索ヘリ・サービス「ココヘリ」を運営しています。 災害や遭難などでの…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集