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2025年6月25日介護・福祉領域におけるICT導入・運用の伴走支援を行う「ビーブリッド」が資金調達

2025年6月24日、株式会社ビーブリッドは、総額1億2100万円の資金調達を発表しました。
ビーブリッドは、介護・福祉領域におけるICT導入・運用の伴走支援を行っています。
生産性向上企画から機器・システム選定、導入・定着支援まで一気通貫で提供するICT活用支援コンサルティング、全国対応ヘルプデスク、現場ニーズを踏まえた製品設計・PoC・導入実証を支援するケアテック企業向け現場検証支援を展開しています。
今回調達した資金は、介護DX需要の急拡大に応えるための体制強化、生成AI活用を核とした次世代支援サービスの拡充に活用します。
介護・福祉の分野では、少子高齢化の進展に伴い、深刻な課題が浮き彫りとなっています。
まず、介護・福祉人材の不足が挙げられます。たとえば、2025年には約22万人、2040年には約65万人の介護人材が不足すると予測されています。
さらに、低賃金や労働条件の格差といった問題も挙げられます。介護職の給与は他産業と比べて依然として低く、労働環境の改善が求められています。
こうした課題を解決する手段として、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。テクノロジーの導入は、業務の効率化やサービスの質の向上を実現し、介護・福祉事業者が抱える課題の解決につながるとされています。
一方、DXの推進においては、現場がさまざまな課題に直面しています。とくに中小規模の事業所では、ICT導入にかかるコストやノウハウ不足が大きな障壁となっています。そのため、コンサルティングや導入支援サービスは、介護・福祉領域のDXにおいて重要な役割を果たしています。
デジタル化は、これまで非効率的だった業務を効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また、システム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。
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