令和5年度補正予算「食品原材料調達リスク軽減対策事業」補助金(6/28締切)

subsidy

令和5年度補正予算「食品原材料調達リスク軽減対策事業」のご案内です。

輸入食品原材料の調達リスクを抱える食品製造事業者等に対し、産地との連携強化、原材料調達先の多様化の取り組みを支援することでフードサプライチェーンの強化を図る事業です。

対象となる事業者

原材料調達リスクに対応し、フードサプライチェーンの強化を図ることを目指している食品製造事業者、外食事業者など(価格要件及び使用要件を満たした事業者)に対し、産地との連携強化や原材料調達先の多角化の取組を支援します。

食品製造事業者等と産地の連携強化支援

食品製造事業者等が求める食品原材料の安定確保により食品産業のサプライチェーン全体での持続可能性を高めるための産地の支援を行うとともに、産地との連携による食品原材料切替等(国産食品原材料の取扱量増加を含む。以下同じ。)に伴う機械・設備等の導入・更新、調査、新商品等の開発・製造・販売・PR等の取組を支援します

「補助要件」
以下のいずれか、もしくは複数に取り組むこと。
・産地との連携のための種苗等の購入
・産地との連携のための機械・設備の導入
・産地との連携のための生産作業補助費用、栽培技術等の指導
・以上に類する取組

食品原材料調達先多角化支援

食品原材料調達先の多角化を通じた調達リスク軽減のため、食品原材料切替等に伴う機械・設備等の導入・更新、調査、新商品等の開発・製造・販売・PRの取組を支援します。

補助金・補助率

1件あたり上限5億円・経費の1/2以内。

公募期間

第2次公募:2024年5月17日(金)~2024年6月28日(金)


日本の農業は、少子化による人手不足、高齢化による生産性低下、後継者不足、過酷な労働環境、気候変動、食料自給率の向上など、多岐にわたる課題を抱えています。

さらに、近年では肥料などの資材価格やエネルギー価格の高騰が続き、コストの増加が大きな問題となっています。

このような状況の中、生産者から原材料を調達する食品事業者も厳しい立場に置かれています。

また、海外情勢の変化により、食料の安定供給にも問題が生じ、原材料調達リスクが高まっています。

これらの課題に対応するため、食品事業者は原材料の国産回帰、多角化、産地との連携などの取り組みを進める必要があります。

この背景を踏まえ、農林水産省は「食品原材料調達リスク軽減対策事業」を通じて、輸入食品原材料の調達リスクを抱える食品製造事業者などがフードサプライチェーンの強化を図るための取り組みを支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。

さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ リスク 助成金 原材料 対策 材料 補助金 調達 食品 食品原材料調達リスク軽減対策事業
詳細はこちら

令和5年度補正予算「食品原材料調達リスク軽減対策事業」

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」4次締切の補助事業者が採択
2023年8月1日、「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の4次締切の補助事業者が採択されました。 2023年6月20日(火)まで公募を行い、応募のあった3,5…
「建設事業主等に対する助成金(旧建設労働者確保育成助成金)」
厚生労働省は「建設事業主等に対する助成金(旧建設労働者確保育成助成金)」を募集しています。 以下の(1)~(12)の助成コースから構成されており、建設事業主や建設事業主団体等が、建設労働者の雇用の改善…
令和6年度「情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構は、令和6年度「情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業…
令和5年度「持続的生産強化対策事業」第2次公募
農林水産省は、令和5年度「持続的生産強化対策事業」の第2次公募について発表しました。 公募対象事業 本公募の対象事業は、持続的生産強化対策事業のうち次に掲げる事業。 【全国公募事業】 (1)畜産経営体…
AI検品は現場を救うか 異常をほぼ100%検出する検査・検品AIメーカー「アダコテック」が4億円調達
株式会社アダコテックは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 異常をほぼ100%検出する速な検査・検品AIを開発・提供しています。このAIは、一般的なディープ・ラーニングの100分の1程…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集