「小規模事業者持続化補助金」第13回受付締切分

subsidy

2023年6月14日、「小規模事業者持続化補助金」の第13回受付締切分の公募要領が公開されました。

「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を支援する補助金です。

補助上限

・通常枠:50万円
・賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠:200万円
※インボイス特例:+50万円
(インボイス特例の要件を満たしている場合は、上記補助金限度額に50万円を上乗せ)

補助率

2/3(賃金引上げに取り組む事業者のうち、赤字事業者は3/4)。

申請受付締切

・2023年9月7日(木)※予定は変更する場合があります。

備考

・第13回受付締切分から補助金電子申請システム(Jグランツ)の使用が可能となりました。
・第13回受付締切分は第12回までの様式では申請ができません。最新の様式での申請が必要となります。


「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更などに対応するために取り組む販路開拓の取り組みに補助金を交付し、地域の雇用や産業を支える小規模事業者の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とした補助金制度です。

「通常枠」「賃金引き上げ枠」「卒業枠」「後継者支援枠」「創業枠」と、さまざまな枠が設けられており、小規模事業者にとって使い勝手の良い補助金となっています。

「通常枠」では上限50万円の支援を受けられますが、賃上げをする「賃金引き上げ枠」や、規模拡大を目指す「卒業枠」、アトツギ甲子園のファイナリストなどとなった事業者「後継者支援枠」、過去3年以内に特定創業支援事業による支援を受けた「創業枠」では上限200万円の支援を受けられます。

さらにインボイス発行事業者として登録する「インボイス枠」では50万円の上乗せが受けられます。

インボイス対応では新たな会計ソフトの導入や、請求書を保存するためのシステムの整備などが必要となることから、この補助金を活用することでこうした資金的な負担を軽減することが可能となります。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金活用や申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」も提供しています。こちらもご活用ください。

また、企業では補助金以外にも融資や出資などによって資金を調達する必要があります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 商工会議所 小規模事業者 小規模事業者持続化補助金 補助金 販路開拓
詳細はこちら

小規模事業者持続化補助

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都内設置・蓄電池単独設置)」助成金
「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都内設置・蓄電池単独設置)」のご案内です。 都内に地産地消型再生可能エネルギー発電等設備又は再生可能エネルギー熱利用設備、蓄電池単独設置を設置する事業者に対…
2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業」採択発表
2023年12月26日、国際協力機構(JICA)は、2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業」の採択を決定したことを発表しました。 合計68件の採択を決定しました。68件中57件が中小・中堅企…
【東京都】「宿泊施設経営力向上推進事業補助金」
公益財団法人東京観光財団は、「宿泊施設経営力向上推進事業補助金」について発表しました。 観光産業の活性化を図るため、都内宿泊施設の収益力の向上と従業員の待遇改善を図る取り組みを支援します。 補助対象事…
「事業再構築補助金」(第10回公募) 補助金交付候補者が採択
2023年9月22日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「中小企業等事業再構築促進事業(事業再構築補助金)」について、第10回公募分の補助金交付候補者を採択したことを発表しました。 こちらは、202…
「IT導入補助金2024」通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠・複数社連携IT導入枠の交付申請受付が開始
2024年2月16日、「IT導入補助金2024」(令和5年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠・複数社連携IT導入枠の交付申請受付が開始されまし…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集