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2022年10月25日「メディカル・データ・ビジョン」が非接触型生体情報取得技術を保有する「センシング」と資本業務提携
2022年10月24日、メディカル・データ・ビジョン株式会社は、株式会社センシングと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
センシングは、非接触型生体情報取得技術(非接触バイタルセンシング技術)を保有しています。
この技術は、スマートフォンのカメラ付きデバイスで顔を撮影することで、脈拍数・心拍変動・呼吸数・LF/HF(ストレス)などを測定できるものです。
メディカル・データ・ビジョンは、PHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」など、個人向けヘルスケアサービスや、病院経営改善アプリケーション「MDV Act」など、医療機関向けサービスを展開しています。
今回の提携により、両社の技術面の連携を開始します。
たとえば、「カルテコ」にセンシングの非接触型生体情報取得技術を搭載しバイタル情報を取得・活用することで、生活習慣病など普段の生活に起因する病気の解析が促進されます。
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腕時計型ウェアラブルデバイスの普及により、手軽に脈拍・血圧などの生体情報(バイタルデータ)を取得できる環境が広まりました。
また、スマートフォンアプリから自身の生体情報を管理できるようになり、このデータを活用したヘルスケアアプリも多数提供されています。
このスマートデバイスで取得する生体情報は、医療・介護の領域でも注目されており、個人だけでなく法人でも業務効率化や高度化のために活用が進んでいます。
一方、生体情報を取得するデバイスは腕時計型や指輪型など、身体に装着しておくものが一般的です。こうしたデバイスはバッテリー・連続稼働時間の問題や、常時装着することの煩わしさ、皮膚疾患などによる不可能な装着などの課題を抱えています。
センシングの非接触型生体情報取得技術は、スマートフォンのカメラで顔を撮影するだけで、脈拍数・心拍変動・呼吸数・LF/HF(ストレス)などの生体情報を取得できるという技術です。
カメラを搭載したスマートフォンはウェアラブルデバイスよりも普及率が高いため、この技術を利用することでほとんどの人が手軽に生体情報を取得できるようになります。
ヘルスケアアプリに標準搭載される可能性もある技術であるため、今後の動向に注目が必要です。
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