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2022年10月20日SNS型オンラインペット霊園 「memoriR」が正式リリース
2022年10月11日、株式会社WallBankは、「memoriR(メモリアール)」の正式版を2022年10月7日にリリースしたことを発表しました。
「memoriR」は、SNS型のオンラインペット霊園です。
インターネット上にペットのお墓を建て、デジタル式の献花を捧げ弔うことができます。
ペットの思い出画像などを登録することでお墓を建てることができます。
また、デジタル献花(e献花)やメッセージ機能を通じ、ペットを失うという同じ痛みを持つ利用者同士で交流することができます。
無料プランで利用できる基本機能は、「お墓の設置(審査制)」「デジタル献花」「メッセージの送受信」「命日の通知」です。
月額165円(税込)のプランに加入することで、お墓に表示させる画像の自動切替や各通知の制御機能を利用できるようになります。
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お墓にはさまざまな役割がありますが、その役割のひとつに、残された人がお墓を前にし、大切な存在のことを思い出したり、弔うことによって気持ちを慰めたりできることが挙げられます。
近年は故人の意向により、海への散骨といった自然葬を選択する人が増えていますが、お墓がないことにより、何を目印にして死を悼めばいいのかわからないと困惑する人もいるそうです。
インターネットの普及により、少数ではありますが、お墓をネット上に建てられるサービスが登場しており、冥福を祈るための新たな形が示されています。
お墓は故人の冥福を祈るための記念碑としての物理的な意味合いと、残された人と故人の精神的なつながりを保つための精神的な意味合いがありますが、ネット上のお墓であってもこれらの役割を果たすことができると考えられます。
ペットの供養については、ペット霊園に依頼する方法や、自治体に依頼する方法、所有する敷地内に埋める方法などがあります。
一方でペット霊園については、明確な法規制がないことから、悪質な事業を展開する業者が多いことが問題となっています。また、埋葬したあとにその事業者が倒産してしまうという危険性もあります。
そのためペットの弔いに関しては、「memoriR」のようなネット上の霊園がさまざまな課題を解決できる可能性があります。
株式会社WallBankのコメント
このニュースを受けまして、株式会社WallBank 代表取締役 橋本ー幸氏よりコメントが届きました。
・今回の新サービスの売りは何ですか?
① インターネット上に大切な家族のお墓を持つことができ、いつでもどこでもお墓参りができるようになること
② ペットロスの緩和
③ デジタル献花によって「亡くなってしまった家族との繋がり」を大切にする人から敬意や共感を得られ、ゆるく繋がることができること
・今後の展望を教えてください。
まだリサーチが必要な状況ですが、人間版のサービス提供も視野に入れています。通常のお墓を「建てること」「維持すること」が大きな負担になる人が増加しつつあり、自然葬のニーズが高まっています。
これまでにない多死社会が加速する状況下で、自然葬を選択した人だけではなく、お墓があっても遠くてお墓参りに行けない方々に対し、もっと身近に「故人との繋がり」を感じ、その気持ちを残していけるサービス提供ができればと考えております。
・読者へのメッセージをお願いします。
自分と人を信じて、共に頑張りましょう。
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