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2022年9月16日家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」を運営する「ソーシャルインテリア」が13.3億円調達

2022年9月15日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約13億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ソーシャルインテリアは、家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」や、家具・家電のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」、オフィス構築支援サービスを展開しています。
今回の資金は、「サブスクライフ」「サブスクライフ オフプライス」のシェア拡大、家具の循環型社会づくりの実現に向けた施策の加速に充当します。
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月額料金でサービスやプロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスはさまざまな領域に広がっています。
音楽や動画のストリーミング配信などからはじまったサブスクは、今ではクルマや家具など高価な商品にも広がっています。
とくにクルマ・家具などは高価であるため、一度購入すると買い替えなどが難しいものです。
しかし、クルマ・家具は機能性だけでなく、その見た目も魅力のひとつです。とくに家具は部屋の印象を決定づけるものであるため、もし気軽に家具を買い替えられるのであれば、さまざまな家具を試してみたいという潜在的なニーズは多くあるのではないかと考えられます。
家具のサブスクリプションサービスは初期費用が安いことや、処分費用がかからないこと、模様替えのハードルが下がることなどのメリットがあります。
また、もっと大きなことに廃棄の削減と、家具の二次利用が促進されることが挙げられます。
SDGs(持続可能な開発目標)の策定もあり、世界中では循環型社会の構築に向けた動きが加速しています。
国内では、親元を離れて暮らす人が増加していますし、仕事の都合で引っ越す可能性もあります。このような状況では高価な家具を長く使うということは困難です。
しかし家具のサブスクリプションサービスはこの状況を変え、より循環性の高い家具の利用を促進できる可能性を秘めています。
株式会社ソーシャルインテリアのコメント
このニュースを受けまして、株式会社ソーシャルインテリアよりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
人材採用と認知拡大施策をメインとしております。
・今後の展望を教えてください。
ミッションである「よいものが、循環する社会へ」の実現に向けて、メーカー様とともに、三方良しのサービスを目指してまいります。
・読者へのメッセージをお願いします。
先行き不透明な時代の中、当社のサービスの成長に期待をいただくことができ、今回の調達を発表することができました。ご支援いただいている関係会社様に心より感謝申し上げます。当社のオフィス構築支援はスタートアップ/大手から非常にお引き合いも多い状況です。当社がお役に立てることがございましたら、お気軽にご連絡いただけましたら幸いです。
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