創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月12日症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」を手がける「Ubie」が35億円調達
2024年4月12日、Ubie株式会社は、第三者割当増資と融資により総額約35億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Ubieは、症状検索エンジン「ユビー」や、AI問診サービス「ユビーAI問診」などを展開しています。
「ユビー」は、症状から疾患に関する詳細症状や、近隣の医療機関などを調べられる生活者向けサービスです。また、この症例検索エンジンを通じ、医療機関の集客支援・情報発信も行っています。
「ユビーAI問診」は、AIによる事前問診で、診療の効率化と充実化を同時に実現するサービスです。
ほかにも病院・クリニックでの問診のデジタル化と病名辞書により、医療現場の業務効率化をサポートするパッケージサービス「ユビーメディカルナビ」を展開しています。
今回の資金は、製薬企業向け事業の開発・グロース、生活者向けサービスの機能拡充、新規事業の開発などに充当します。
一般社団法人全国公私病院連盟「令和3年 病院運営実態分析調査の概要」(2021年6月調査)によると、2021年6月時点では79.6%の病院が赤字となっています。
この赤字病院の割合が高い状況は長く続いているものであり、医療業界ではこの厳しい経営環境が大きな課題となっています。
病院が抱える経営課題のひとつが集患(いわゆる集客)です。
病院は医療サービスを提供することで収益をあげるサービス業であるため、安定した経営を続けていくには集患が必要です。
ユビーは、気になる症例について医師監修の質問に答えることで、関連する病気・対象放・近隣の医療機関を無料で調べられるサービス「ユビー」を展開し、生活者が最適な医療を受けられる環境の整備と、医療機関の集患支援を同時に実現しています。
また医療機関の業務効率化や充実化を実現するサービスも展開し、医療機関のさまざまな課題解決にも貢献しています。
事業のさらなる成長のためには、戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BtoB Ubie エンジン クリニック デジタル化 ユビー ユビーAI問診 効率化 医療 医療機関 医療現場 情報 情報発信 株式会社 業務効率化 病院 症例 症状検索 融資 製薬企業 診療 資金調達 集客支援 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月19日、株式会社HYPERITHMは、資金調達を実施したことを発表しました。 HYPERITHMは、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント(富裕層向け…
2023年2月18日、STORES株式会社は、運営する「STORES(ストアーズ)」において「Googleで集客」を提供開始することを発表しました。 また、中小店向けのオムニチャネルサービスの開発を加…
2019年7月2日、ワンダープラネット株式会社は、最大10億円の資金調達を実施することを発表しました。 パズルRPG「クラッシュフィーバー」や、『週刊少年ジャンプ』創刊50周年記念タイトル「ジャンプチ…
2020年6月12日、アスツール株式会社は、「在庫速報.com」の機能アップデートを行い、高評価で手頃な価格の“おすすめマスク”や“フェイス・シールド”の商品検索に対応したことを発表しました。 「在庫…
2020年10月15日、株式会社pringは、株式会社ミロク情報サービスと資本業務提携したことを発表しました。 pringは、送金アプリ「pring」や、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」、…
大久保の視点
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…