創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2026年3月9日「多能性中間膜」やエピタキシャルの研究開発・製造・販売を行う「Gaianixx」が20億円調達

2026年3月2日、株式会社Gaianixxは、総額20億円の資金調達を発表しました。
Gaianixxは、「多能性®中間膜」(以下、多能性中間膜)と、エピタキシャル技術の研究開発・製造・販売を行う東京大学発テクノロジーベンチャー企業です。
「多能性中間膜」は、基板と半導体膜の格子不整合を駆動力として双晶型マルテンサイト変態を生じ、格子不整合を緩和し上部半導体膜を高品質結晶化させる独自の中間膜です。
今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。
・「山梨テクニカルセンター」の本格稼働と独自パイロットラインの運用
・グローバル事業開発と専門人材の採用強化
・知財戦略のさらなる盤石化
既存の電子デバイスは、高性能化や小型化が進む一方で、材料同士の熱膨張差による剥離や、外部からの衝撃・電圧変動に弱いといった課題を抱えています。特に多層構造を必要とするデバイスでは、層間のズレや破損が性能低下や寿命の短縮につながるため、安定した構造を維持することが重要になります。
こうした課題を放置すると、次世代デバイスの高性能化や高信頼化が進まず、産業全体の技術発展にも影響が及びます。そのため、より柔軟で強靭な材料によって構造的な弱点を補う技術が求められています。
「多能性中間膜」は、従来の中間膜よりも柔軟性と強度を兼ね備えた新しい材料です。高温でも壊れにくく、電圧にも強く、材料同士のズレを吸収してくれるため、これまで難しかった高品質な多層構造を実現できます。そのため、次世代の電子デバイス、高感度センサー、エネルギーを回収するデバイスなどの基盤技術として期待されています。
シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | Gaianixx 半導体 研究開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
中小企業庁は、令和8年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の公募に関する事前広告について発表しました。 令和8年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が…
2023年8月30日、株式会社CROSS SYNCは、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CROSS SYNCは、AIによる重症度判定を行うソフトウェアを研究開発する横浜市…
2026年1月27日、Amateras Space株式会社は、資金調達を発表しました。 Amateras Spaceは、宇宙服や小型ECLSS(環境制御・生命維持システム)の研究開発を行っています。 …
2025年5月14日、株式会社TearExoは、資金調達を発表しました。 引受先は、綜研化学株式会社です。 TearExoは、涙液を用いたがん検査手法「TearExo法」の実用化に向けた研究開発を行っ…
東京都中小企業団体中央会は、令和7年の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第1回募集について発表しました。 都内産業の活性化に向け、受注型中小企業の技術・経営基盤の強化を図るため、中小企業者等が…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
