「IRIS」がタクシーのラッピング広告サービス「タクシール」を提供開始

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2022年8月29日、株式会社IRISは、新サービス「タクシール」を開始したことを発表しました。

「タクシール」は、1か月1台3万円から、東京都内を走行するタクシーにラッピング広告を掲載できるサービスです。

行政手続きのフォーマット化、ラッピング広告可能な車両台数の管理、各種手続きのオンライン化により、タクシーラッピング広告をデジタル化・効率化しています。

IRISは他に、タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を開発・運営しています。

東京都内では約4万台のタクシーが走行し、1日あたり延べ81万人(年間延べ2.96億人)が利用しています。

タクシーは不特定多数の人が利用するという性質から、鉄道などと同様に広告掲載の需要があります。

タクシーを利用した広告では、座席の後部に取りつけられたモニターに広告を掲載する車内広告(タクシーサイネージ)や、車体に広告を掲載するラッピング広告、後部座席に窓ガラスを特殊な窓ガラスに交換し、プロジェクターによって広告を投影する車窓広告などがあります。

タクシーサイネージは、広告を見る人が多いこと、訴求力が高いこと、広告配信に手間がかからないことなどのメリットがあり、注目が高まっています。

一方で、ラッピング広告は、広告審査の行政手続きが煩雑である、効果測定が難しい、広告を掲載できるタクシーを把握しにくい、各種手続きがアナログで非効率的であるなどの課題を抱えています。

約4万台というタクシーがさまざまな場所を走るという特性から、広告媒体としてのメリットは大きいものの、上記の課題によりラッピング広告は積極的には利用されていません。

「タクシール」はこうしたタクシーラッピング広告の課題を解決し、広告主には新たな広告効果を、タクシー会社にはさらなる収益を届けることを目指しています。

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IRIS、タクシーラッピング広告DX事業「タクシール」を開始

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