​ウェブインバウンド・越境EC支援の「ジグザグ」がECサイト構築プラットフォーム展開の「ecbeing」と業務提携

tips

2022年8月18日、株式会社ジグザグは、株式会社ecbeingと、業務提携契約を締結したことを発表しました。

また、「ecbeing」とのサービス連携を開始したことも併せて発表しています。

ジグザグは、ECサイトにJavaScriptタグを1行追加することで、世界228か国・地域への海外販売対応を実現する「WorldShopping BIZ」を開発・運営しています。

購入代行・海外梱包・配送・輸出インボイス作成・多言語カスタマーサポート・多言語入力フォーム・海外決済・不正決済防止・商標保険といったサービスを提供しています。

ecbeingは、ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing(イーシービーイング)」を開発・運営しています。

「WorldShopping BIZ」と「ecbeing」の連携により、「WorldShopping BIZ for ecbeing」として、マーケットを拡大したい国内EC事業者と日本の商品を買いたい海外ユーザーが、よりシームレスにつながり、日本の商品を手軽に購入・販売することが可能になります。

越境ECとは、インターネットを介し、海外の顧客に向けて商品・サービスを販売するサイトのことです。

経済産業省が公表している「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2021年に中国消費者が日本事業者から購入した額は2兆1,382億円(前年比9.7%増)、米国消費者が日本事業者から購入した額は1兆2,224億円(前年比25.7%)となっており、年々増加傾向にあります。

国内のBtoC-ECの市場規模は、物販・サービス・デジタル分野を合わせて20兆6,950億円であるため、中国からの購入は約1/6、米国からの購入は約1/10の規模となります。

また国内の市場規模は物販分野に限ると13兆2,865億円であるため、越境ECはさらに大きなマーケットであることがわかります。

そのため、越境ECに参入できれば海外からの大きな需要も獲得できる可能性があります。

一方で越境ECには国内ECにはない注意点がいくつかあります。多言語対応・決済方法の充実はもちろんですが、国によって法律が違うこと、目的の国の市場の分析が必要なことなどに注意が必要です。

そのため海外の状況に詳しくない事業者が越境ECに取り組むためには、海外の市場に詳しい事業者などによる越境EC支援を受けることが重要です。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ EC ecbeing ECサイト WorldShopping BIZ インバウンド ジグザグ ネットショップ プラットフォーム 株式会社 業務提携 構築 海外対応 翻訳 越境EC
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

子ども向け金融教育サービス「manimo」開発の「MEME」と「GMOあおぞらネット銀行」が業務提携
2022年2月8日、株式会社MEMEは、GMOあおぞらネット銀行株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 MEMEは、子ども向け金融教育サービス「manimo(マニモ)」を開発しています。…
保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」やフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」などを展開する「PETOKOTO」が資金調達
2023年5月10日、株式会社PETOKOTOは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、JR 東日本スタートアップ株式会社や、Spiral Innovation Partners LLP(…
SNSを活用した写真教室・教材販売の「CURBON」が8,000万円調達
令和元年7月31日、株式会社CURBONは、8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSで多数のフォロワーを持つ写真家を講師とした対面型写真教室の実施や、写真技術のeラーニング講座配…
農作物のアップサイクルに取り組む「グリーンエース」が資金調達
2022年9月30日、株式会社グリーンエースは、資金調達を実施したことを発表しました。 グリーンエースは、農産物のアップサイクルに取り組む東京農工大学発のスタートアップです。 東京農工大学とJA全農と…
障害者手帳アプリ「ミライロID」やユニバーサル・デザインのソリューション提供の「ミライロ」が3億円調達
2021年4月2日、株式会社ミライロは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害者の視点から、ユニバーサル・デザインのソリューション提供や、障害者手帳アプリ「ミライロID」を運営を行っ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集