画像中の顔を自動検出し顔を隠してプライバシーを保護できるアプリ「顔隠しアプリ」が正式リリース

tips

2022年6月15日、株式会社KICONIA WORKSは、「顔隠しアプリ」をiOS版とAndroid版で正式リリースしたことを発表しました。

「顔隠しアプリ」は、画像中の人間の顔を自動で検出し、簡単な操作によって顔をスタンプで隠し、プライバシーを保護できるアプリケーションです。

KICONIA WORKSは他に、デジタルアートの流通プラットフォーム「HAZERU ART」の提供や、AI導入・活用コンサルティング事業、アルゴリズム・モデル開発事業などを展開しています。

総務省の「令和2年通信利用動向調査の結果」によると、SNSの利用率は全体で73.8%と大きく普及していることがわかります。

また、70歳以上の利用率も約47%、60~69歳で約60%であるため、幅広い世代に広まっているといえます。

SNSにはInstagramやTwitterなど、自分の日常などを不特定多数に発信できるものがあります。不特定多数に見られていることを気にすることなく自分の顔が写った写真を投稿する人もいますが、そういう人であっても知人や他人の顔が写っている場合はスタンプで隠すなどプライバシーに配慮することがほとんどです。

もし自分や知人の顔の画像をインターネットに投稿すると、悪意のある第三者から個人を特定されてしまい、実生活に悪影響が及ぶ可能性があります。

たとえばストーカーなどは、相手の情報を入手するためにSNSアカウントなどをどうにか見つけ出そうとします。もし顔が写っている写真が投稿されていれば、それがその人自身のアカウントであると確信できてしまいます。そのほかにもその写真を利用して嫌がらせをされたり、最悪の場合は何らかの犯罪に利用されてしまうこともあるでしょう。

ネット上に写真を投稿する際は最新の注意を払わなくてはなりません。不特定多数のユーザーと関わることができるSNSでは写真にスタンプなどの加工を施し、身元を特定できないようにすることが重要なのです。

株式会社KICONIA WORKSのコメント

このニュースを受けまして、株式会社KICONIA WORKSよりコメントが届きました。

・今回の新サービスの売りは何ですか?

手軽かつシンプルな作りであり、高速処理ができる点です。

・今後の展望を教えてください。

現在デジタルアートの共有プラットフォームであるHAZERU ART、今回の顔隠しアプリをリリースしておりますが、今後も他分野において様々なサービスをリリース予定です。(HAZERU ART サービスURL:https://hazeruart.com/

・読者へのメッセージをお願いします。

今後も多くの企業様に機械学習や最適化モデル、システム開発を通じて価値を創出しつつ魅力的な自社サービスも提供していきます。

セキュリティやプライバシーは企業ではさらに重要なものになります。たとえば、適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、事業活動・成長に必須のものと位置づけて取り組んでいくことが重要です。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ KICONIA WORKS SNS アプリケーション プライバシー リリース 写真 株式会社 検出 画像 自動 認識 顔隠しアプリ
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物由来のバイオマスプラスチック「PlaX」を製造・販売する「Bioworks」が資金調達
2021年10月11日、Bioworks株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 生分解性とCO2排出削減効果の2つの特性を持つポリ乳酸を使用したバイオプラスチック「PlaX」を製造・販売し…
レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」の「エブリー」とチラシアプリ「Shufoo!」の「ONE COMPATH」が業務提携
2022年8月16日、株式会社エブリーは、凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATHと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 エブリーは、レシピ動画メディア「DELISH…
中国向け越境MCNを運営する「Over The Border」が「トランスコスモス」と資本業務提携
2023年3月1日、トランスコスモス株式会社は、株式会社アイスタイルの連結子会社である株式会社Over The Borderと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Over The Bor…
宇宙建築スタートアップの「Space Quarters」が1.6億円超調達
2024年6月3日、株式会社Space Quartersは、総額1億6,000万円超の資金調達を実施したことを発表しました。 Space Quartersは、軌道上や月面でのインフラとなる大型構造物を…
商談支援AI SaaS「JamRoll」を提供する「Poetics」が資金調達
2024年10月17日、株式会社Poeticsは、資金調達を実施したことを発表しました。 Poeticsは、商談支援AI SaaS「JamRoll」や「JamRoll Mobile」を開発・提供してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集