注目のスタートアップ

「ピーディーシー」がNFTアートマーケットプレイス「XYZA」を運営する「FRM」に出資

company

2022年6月8日、ピーディーシー株式会社は、株式会社FRMに出資を実施したことを発表しました。

FRMは、NFTアートマーケットプレイス「XYZA(エックスワイジーエー)」を2021年11月から運営しています。

東京のアーティストを積極的に発信していること、アーティスト主導のエキシビジョン形式で作品をリリースすること、「Zora」のプロトコルとCurvegeidの「Multibaas」を使用し、クリプトアートの価値を理解しているコミュニティに幅広く作品を提供していることなどを特徴としています。

ピーディーシーは、デジタルサイネージにおける、システム構築、コンテンツ制作、配信運営、保守管理、マーケティングを展開しています。

急速に発展するNFTにおいて、デジタルサイネージを活用したソリューションの開発を検討しています。

今回のFRMへの出資により、FRMのアセットと連携した新たな生活者体験を創出していきます。

NFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術や、NFT技術を利用したデータのことです。

これによりデジタルデータに価値を持たせられることが可能となったため、NFTを利用したデジタルアートが登場し、世界初のNFTアートであるKevin McCoy《Quantum》は約150万ドルで取引されました。

NFTはブロックチェーン技術を活用しているものであるため、まずは仮想通貨関連の人びとに注目され、NFTアートに高値がついたこともあり、投機の対象として話題を集めました。

NFTはデジタルデータに価値を持たせられ、以前までは収益を得ることが難しかったクリエイター・創作物でも収益を得られるようになるという性質を理解する人も増えていき、国内外で有名アーティストがNFTで作品を発表したりなど、プラットフォームやコミュニティの成長のための取り組みを行っています。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ FRM NFT NFTアート XYZA Zora アーティスト アート エックスワイジーエー コミュニティ ピーディーシー ブロックチェーン マーケットプレイス 作品 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

顧客紹介マッチングサービス提供の「Saleshub」が1億円調達
2021年7月14日、株式会社Saleshubは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客紹介マッチングサービス「Saleshub」を運営しています。 知り合いと企業をつなぐことで成長…
レシート買取アプリ「ONE」運営の「WED」が資金調達
2022年1月27日、WED株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レシート買取アプリ「ONE」を運営しています。 アプリをインストールしたユーザーに自身の買い物によって出たレシートを撮影…
製造機器の視覚情報をAIカメラでデータ化する「IntegrAI」が資金調達
2021年11月13日、株式会社IntegrAIは、資金調達を実施したことを発表しました。 ハードウェアxディープラーニングによるイノベーションの創出と高専生の起業を支援する「DCON Start U…
宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指す「将来宇宙輸送システム」が3億円調達
2022年9月1日、将来宇宙輸送システム株式会社は、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インキュベイトファンド株式会社です。 将来宇宙輸送システムは、宇宙往還を可能とする輸送シス…
EV用普通充電器などを開発・提供する「ジゴワッツ」が1億円調達
2022年10月18日、株式会社ジゴワッツは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジゴワッツは、電気自動車(EV)用普通充電器「Ella」や、自動車用スマートロックシステム「Virt…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集