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2021年11月12日IoTを使った在庫・発注管理の「スマートショッピング」が医薬品卸売事業など展開の「スズケン」と資本業務提携
2021年11月11日、株式会社スマートショッピングは、株式会社スズケンと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
スマートショッピングは、商品の重さを自動計量するIoTを活用した在庫・発注管理サービス「SmartMat Cloud」や、家庭・小規模オフィス向け在庫管理IoT「SmartMat Lite」、日用品・食品・飲料の最安値がわかるネット通販サイト「スマートショッピング」を提供しています。
スズケンは、健康創造を事業領域とし医薬品流通などの事業を展開しています。
今回の資本業務提携により、両者のリソースを組み合わせることで、医療・介護領域における事業のさらなる拡大や、新たな付加価値サービスやビジネスモデルを創出します。
具体的には、医療領域における「SmartMat Cloud」の活用や普及促進、スズケンが展開する医薬品トレーサビリティシステムなどと「SmartMat Cloud」を組み合わせたサービスの創出などを行います。
在庫管理とは、企業に存在する原材料・製品などの在庫を、生産・販売などと照らしあわせ、最適な状態・量で供給できるように管理することを指します。
在庫管理が適切にできていれば、在庫の質・量が保たれ、不良在庫として無駄なコストが発生してしまったり、在庫が不足してしまうといったことが起きにくくなります。
もし在庫管理が不適切だった場合、余計なコストが発生してしまうため、企業の利益を最大化するには在庫管理を徹底することが必要なのです。
在庫管理にはヒューマンエラーがつきものであるため、適切な在庫管理を行うためにはテクノロジーの活用が肝心です。
在庫管理ではIoTが活用されることが多く、主に利用されているのは、ビーコン、ハンディターミナル、重量計の3つです。
ビーコンとは、無線通信機能のついたタグや端末を指します。在庫にビーコンと取りつけ、施設内に設置したセンサーで読み取ることで、在庫の位置・数、出荷状況などを把握します。
ハンディターミナルは、商品に貼ったバーコードやQRコードなどを手持ちの端末で読み取り、在庫を管理するものです。在庫の置き場所に制限がないことなどがメリットとなりますが、ひとつひとつ手作業で読み取る必要があることがデメリットといえます。
重量計を利用した在庫管理とは、在庫の重量の計測とインターネットに接続できるIoT重量計を活用するものです。重量で管理するためネジなどの小さな部品や、液体、粉、印刷用紙などを管理できることがメリットです。モノの形状を選ばないためあらゆる業種に向いています。また比較的導入コストが安いこともメリットとなっています。
デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
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