「凸版印刷」とアートによる障害者支援の「インクルーシヴ・ジャパン」が障害者就労支援で提携

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2021年4月9日、凸版印刷株式会社は、特定非営利活動法人インクルーシヴ・ジャパンと業務提携契約を締結したことを発表しました。

インクルーシヴ・ジャパンは、就労継続支援B型事業所「インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ」を運営しています。

この施設では、アートやクラフトの創作活動や、作品の販売、草花の生育などの通じ、障害者に対し、雇用契約は結ばずに、生産活動などの機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行っています。

凸版印刷との提携により、カフェと障害者アート作品の創作、ギャラリーを融合した新施設「ART CAFÉ Inclusive supported by NESCAFÉ」を2021年4月9日(金)にオープンします。

知的障害などの障害を抱える人の創作は、ときに強烈な個性を放つことがあります。例えば草間彌生は、幼いころから悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために創作をし続け、結果的に世界的に有名な芸術家となりました。

このようなこともあり、障害者の自立支援においてアートがよく活用されています。

多くの個性的な作品が多く生み出されるなか、自立支援を手掛ける事業者は新規事業開発やマーケティングにおいて弱い側面があります。そのため企業とのコラボレーションなどが求められています。

他社との協業は、自社だけでは不可能な価値を生み出せる可能性があります。「冊子版創業手帳」では、他社とのコミュニケーションの場である展示会の活用法や、人脈の広げ方のノウハウを解説しています。

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