「中小企業基盤整備機構」が中小企業再生ファンド「ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合」の組成について合意

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2020年12月23日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合」の組成について合意し、組合契約を締結したことを発表しました。

「ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合」は、全国の中小企業の再生支援を目的としたファンドです。

新型コロナウイルス感染症の影響により経営状況が悪化しているものの、本業には収益力があり、財務改善や事業見直しによって再生可能な全国の中小企業を、中長期的な金銭債権の買取や株式出資等の投資、継続的な経営支援により再生を支援するものです。

ファンド総額は191億円で、中小企業基盤整備機構は100億円を出資します。他の出資者は、各地の地域金融機関です。

ファンド運営は、ルネッサンスキャピタル株式会社が行います。

帝国データバンクの発表によると、新型コロナウイルス関連の倒産件数は、2020年12月23日時点で838件あります。

急激な業績悪化によって資金繰りが破綻するケースが多いため、黒字倒産が多くなっているようです。

コロナが落ち着けば、問題なく収益を上げられるので、耐えられるだけの支援が求められています。

資金繰りは、このような危機のときだけでなく、創業期においても非常に重要です。起業したてはまだお金の流れが把握できていないため、思わぬ出費があり、最悪の場合黒字倒産に陥ってしまう可能性があります。「冊子版創業手帳」では、資金繰り表の作成術や、キャッシュフローを見極める方法を解説しています。

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カテゴリ トレンド
関連タグ ファンド ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合 ルネッサンスキャピタル 中小企業 中小企業基盤整備機構 再生支援 投資 新型コロナウイルス 株式会社 金融機関
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