注目のスタートアップ

IoT用小型ボードとプラットフォームの「obniz」シリーズ展開の「obniz」が2.1億円調達

company

2021年3月3日、株式会社obnizは、総額約2億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board」や、「obniz Board」を使ったプロジェクトの管理・開発環境である「obniz Cloud」、IoT向けOS「obnizOS」など、「obniz」シリーズを展開しています。

「obniz Board」は、はんだ付けや複雑な配線なしで電子部品・モジュールを扱えるマイコンボードです。

専用の開発環境の構築や専用アプリを必要とせず、ブラウザ上でプログラミングできるため、PC・タブレット・スマートフォンなど、どんな端末からでも動かすことができます。

「obniz」シリーズは、個人のものづくりだけでなく、医療・介護・建設・宿泊施設・教育など、幅広い領域で活用されています。

今回の資金は、「obniz」の技術開発やプラットフォーム機能強化、マーケティング強化などに充当されます。

IDC Japanがの発表によると、国内のIoT市場の市場規模は支出額ベースで、2019年に7兆1,537億円であることがわかっています。

また、年間成長率10.3%で成長し、2024年には11兆467億円にまでのぼると予測されています。

様々なテクノロジーが飛躍的に発達しており、企業はそれらを活用するためにIoTをこれまで以上に活用することが重要です。

通常、IoTの工作・開発は、インターネットに関わる技術と、電子回路の技術の両方を学ぶ必要があり、気軽に手を出せる領域ではありません。

「obniz」シリーズは、IoT工作・開発のハードルを圧倒的に下げ、業務におけるIoTの活用や、教育への活用を簡単に行えるようにしています。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT obniz obniz Board obnizOS オブナイズ プラットフォーム プログラミング 小型 株式会社 資金調達 開発環境
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

新型電池を開発する「ORLIB」が「トヨタ紡織」から資金調達
2023年11月29日、ORLIB株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、トヨタ紡織株式会社です。 ORLIBは、高エネルギー二次電池を開発するスタートアップです。2017年から…
音楽アーティストとインフルエンサーのマッチングサービス「Meme(新:minc)」を運営する「BabyJam」が1.2億円調達
2023年8月23日、株式会社BabyJamは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BabyJamは、アーティストとインフルエンサーのマッチングサービス「Meme」を運営し…
処方箋なしで病院の薬を販売するサービスや訪問看護などを運営する「GOOD AID」が資金調達
2020年7月20日、GOOD AID株式会社は資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局や処方箋なしでの病院の薬を販売する零売薬局や、訪問看護サービスなどを運営しています。 零売とは、薬剤師が…
障害者支援者向けのオンライン研修サービス「Special Learning」運営の「Lean on Me」が8,050万円調達
2022年3月2日、株式会社Lean on Meは、総額8,050万円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害者支援者向けのオンライン研修サービス「Special Learning」を運営してい…
宅配収納サービス「サマリーポケット」とファッション専業ECモール「MAGASEEK」が提携
2020年10月26日、株式会社サマリーは、マガシーク株式会社と業務提携することを発表しました。 サマリーは、宅配収納サービス「サマリーポケット」を提供しています。 マガシークは、ファッション専業EC…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】