創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年3月5日IoT用小型ボードとプラットフォームの「obniz」シリーズ展開の「obniz」が2.1億円調達

2021年3月3日、株式会社obnizは、総額約2億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board」や、「obniz Board」を使ったプロジェクトの管理・開発環境である「obniz Cloud」、IoT向けOS「obnizOS」など、「obniz」シリーズを展開しています。
「obniz Board」は、はんだ付けや複雑な配線なしで電子部品・モジュールを扱えるマイコンボードです。
専用の開発環境の構築や専用アプリを必要とせず、ブラウザ上でプログラミングできるため、PC・タブレット・スマートフォンなど、どんな端末からでも動かすことができます。
「obniz」シリーズは、個人のものづくりだけでなく、医療・介護・建設・宿泊施設・教育など、幅広い領域で活用されています。
今回の資金は、「obniz」の技術開発やプラットフォーム機能強化、マーケティング強化などに充当されます。
IDC Japanがの発表によると、国内のIoT市場の市場規模は支出額ベースで、2019年に7兆1,537億円であることがわかっています。
また、年間成長率10.3%で成長し、2024年には11兆467億円にまでのぼると予測されています。
様々なテクノロジーが飛躍的に発達しており、企業はそれらを活用するためにIoTをこれまで以上に活用することが重要です。
通常、IoTの工作・開発は、インターネットに関わる技術と、電子回路の技術の両方を学ぶ必要があり、気軽に手を出せる領域ではありません。
「obniz」シリーズは、IoT工作・開発のハードルを圧倒的に下げ、業務におけるIoTの活用や、教育への活用を簡単に行えるようにしています。
創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | IoT obniz obniz Board obnizOS オブナイズ プラットフォーム プログラミング 小型 株式会社 資金調達 開発環境 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年5月6日、株式会社ネットオンは、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ネットオンは、採用サイト作成ツール「採用係長」や、採用Webマーケティング事業、Indeed運…
株式会社ラバブルマーケティンググループは、アジアンブリッジ株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 アジアンブリッジは、アジア向け越境EC支援事業として、FDA申請、貿易、フルフィルメントなど…
2022年7月6日、株式会社Lboseは、資金調達を実施したことを発表しました。 Lboseは、デジタルプロダクト開発支援「ATTEND biz」を展開しています。 社内に開発体制や知見がない企業に向…
2022年1月6日、株式会社ティファナ・ドットコムは、「免許さくらさん」を2021年12月28日に開始したことを発表しました。 「免許さくらさん」は、自動車教習所における学科教習がオンラインでできるサ…
2023年5月10日、株式会社ミライロは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、花王株式会社、株式会社カヤック、株式会社三菱UFJ銀行です。 ミライロは、法人や自治体に向けたユニバーサルデ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…