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2020年6月11日「国内スタートアップ資金調達額ランキング(2020年1月〜5月)」が発表

2020年6月11日、フォースタートアップス株式会社は「国内スタートアップ資金調達額ランキング(2020年1月〜5月)」を発表しました。
フォースタートアップスは、成⻑産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」を運営しています。
国内外の成長市場および成長企業の動向を継続的に調査・分析し、「STARTUP DB」に定期的に調査結果を公開しています。
これによると、2020年1月から5月までの期間でもっとも資金を集めたのは、電力コストの経営課題を解決する「オフグリッド電力供給サービス」を展開する株式会社VPP Japanです。
新たにランクインしているのは以下のスタートアップです。
・ブロックチェーン技術を軸として、金融領域など、様々な産業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する株式会社LayerX(10位)(30億円)
・デジタル通貨「EXC」技術を活用したキャッシュレス決済システム開発のGVE株式会社(12位)(27.9億円)
・AIを活用した問診サービス「Ubie」運営のUbie株式会社(13位)(27.6億円)
・仮想通貨取引・決済サービス「DeCurret」運営の株式会社ディーカレット(14位)(27.5億円)
・ネットワーク型創薬ベンチャーのモジュラス株式会社(15位)(27.1億円)
・プログラミング・スクール「TECH CAMP」運営の株式会社div(20位)(18.3億円)
カテゴリ別にみると、金融カテゴリーで大型の資金調達を実施している企業がもっとも多くなっています。
フィンテックは、中国やアフリカで大きな成長をみせています。日本においては、そもそも金融サービス・インフラが整っていたということもあり、フィンテックによる変革があまり必要とされておらず、他国に比べても成長は大きくありませんでした。
しかし日本は他国よりも先に、人口減少・高齢化という社会課題に直面しています。社会保障費の削減、個人資産の流動化などにおいてイノベーションが起こる土壌があります。
事業の成長には資金調達が欠かせません。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に役立つ情報について詳しく解説しています。
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