まるらくオフィスの基本機能をチェック!企業にとってのメリット・デメリットとは?

創業手帳

NTT東日本が提供する「まるらくオフィス」の基本機能とメリット・デメリットをご紹介します

まるらくオフィス
オフィスのICT環境において、専門スキルを持った人材がいないといった悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。ICT環境をまるごとプロに任せることで、業務の効率化やコスト削減につなげることが可能です。

そこで、本記事では、NTT東日本が提供する「まるらくオフィス」をご紹介します。基本的な機能に加え、メリット・デメリットを解説しているため、導入前の参考にしてみてください。

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NTT東日本の「まるらくオフィス」とは?


まるらくオフィスは、NTT東日本が運営するICT環境の構築サービスです。NTT東日本の専門スキルを有するプロによって管理されるため、安心感を得られるのが特徴です。また、機器のレンタルやサポート体制も充実しており、自社にICTに詳しい人材がいなくても導入できます。

NTT東日本「まるらくオフィス」の基本機能


まるらくオフィスでは、ICT環境には欠かせないインターネット回線の構築やセキュリティー対策などに加え、24時間365日のサポートサービスを提供しています。スキルを持ったプロが、構築や管理業務を行うため、自社の業務効率化やコストカットが可能です。

ファイアウォールによる強固なセキュリティ機能

まるらくオフィスには、セキュリティ機能を高めるために、ファイアウォールを採用しています。ファイアーウォールとは、インターネットを介して侵入する不正なアクセスを防ぎ、機密情報の流失や第三者からの攻撃から守れるシステムです。

さらに、不正なアクセスであると判断された場合、管理者に通報される設計を採用しており、日々の業務に集中できます。

24時間365日のサポート体制

まるらくオフィスサービスは、24時間365日のサポート体制が整っています。レンタル機器の故障対応も行っており、突然トラブルが発生した場合でも安心して相談できます。また、別料金による訪問サポートを利用することで、自社のICT環境を調査してもらうことも可能です。

まるらくオフィスのメリット


まるらくオフィスの導入を検討されている方は、メリットを参考にしてみてください。ICT環境を強化することで、複数拠点で同一のネットワークを共有できるようになります。また、本サービスを導入する前に、専門家による自社ICT環境の確認を受けられます。

拠点が離れていても同一のネットワーク環境を構築できる

安全なネットワーク環境下で、複数の拠点をつなぐことが可能です。これまでは、回線をインターネットとつなげる役割を担う接続事業者(プロバイダー)を個々に契約する必要がありました。

まるらくオフィスを導入することで、複数の拠点がある場合でも、プロバイダサービスを1つにまとめられます。また、ファイルやデータを拠点同士で簡単に共有できるようになり、業務効率の向上にも最適です。

社内のICT環境を事前に調査してもらえる

まるらくオフィスを導入する前に、自社のICT環境に関する調査を行ってもらえます。別途料金が発生してしまうものの、LAN環境・電話環境・ネットワーク構成とった項目に関する診断を行い、ICT環境を可視化できます。

可視化を行っておくことで、オフィス移転時や、社内のレイアウトを変更する場合に活用し、ネットワークの再構築に役立ちます。

クラウド上で情報を管理できる

クラウド上での情報を管理できるのも、まるらくオフィスのメリットです。NTT東日本とクラウド上でつながっているため、ネットワーク機器やファイアウォールを常時監視してもらえます。また、設定を変更したい場合には、サポートデスクへの電話や専用サイトへアクセスにより簡単に変更できます。

まるらくオフィスのデメリット


嬉しいメリットがある一方で、デメリットにも注意が必要です。料金体系がやや複雑であるため、導入前に必要なサービスやレンタル機器をしっかりと調べておきましょう。なお、社内のICT環境を調査する訪問サービスも料金が発生します。

料金体系がやや複雑

まるらくオフィスサービスを利用するには、本サービスの基本料金に加え、「フレッツ光ネクスト」と、対応プロバイダサービスの契約が必要です。また、フレッツ光ネクストの回線や回線終端装置については24時間故障対応の対象とならないため、これをカバーするには別途「フレッツ光24時間出張修理オプション」に加入しなければなりません。初期費用に加え、オプション料金が発生するため、自社に必要なサービスを把握しておくようにしましょう。

宅内調査に費用が発生する

宅内調査はまるらくオフィスのオプションサービスとなっているため、別途費用が発生します。宅内調査工事費として、1拠点ごと(パソコン20台まで)は11,000円、21台を超える10台ごとに4,400円の追加料金が必要です。

「まるらくオフィス」の料金


「まるらくオフィスサービス」に加え、「フレッツ 光ネクスト」および対応プロバイダサービスのご契約が必要です。料金体系が少々複雑であるため、しっかりとおさえておきましょう。

初期費用


インターネットを通して電話を利用できる、事業所向けIP電話サービスの導入の有無によって金額が変わります。IP電話サービスを組み合わせた「光電話オフィスA(エース)」サービスを組み合わせる場合、税込12,210円(内訳:契約料880円+交換機工事費1,100円+機器工事費10,230円)とフレッツ 光ネクスト初期費用が発生します。

光電話オフィスA(エース)」サービスを組み合わせない場合は、税込6,930円(内訳:契約料880円+交換機工事費1,100円+機器工事費4,950円)にフレッツ 光ネクスト初期費用を加えた金額となります。

月額費用


まるらくオフィスサービスの月額利用料金は11,000円(税込)です。そのほかに、光回線を使ったインターネット接続を行うためフレッツ光ネクストサービスや、光回線をインターネットにつなげる役割を担うプロバイダへの月額利用料金がそれぞれ発生します。

まとめ

まるらくオフィスは、社内のICT環境を整備に最適なサービスです。これまで、拠点ごとにインターネット回線が独立していたことによる障壁をなくし、スムーズな情報共有を行えるようになります。本記事を通して、自社ICT環境の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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