注目のスタートアップ

株式会社クオトミー 大谷隼一|専門性の高い医師同士のコミュニケーション推進事業が注目の企業


信頼する医師同士で学会や講演会などのイベントについて、オンラインで議論するためのサービス事業を展開して注目されているのが、大谷隼一さんが2017年12月に創
業した株式会社クオトミーです。

日々各所で研究や開発・治療を続けている医療関係者の努力によって、新たな治療方法や創薬、治験結果、今までにない概念の発見など、医療界隈の進化は目まぐるしいものがあります。また近年では、医療における専門分野がより細分化され、各分野でのより深い研究が進むようにもなりました。

その一方で、現場で忙しく医療にあたっている医師は、限られた時間の中で自身の専門分野やそれに関する医療研究の最新情報を常にアップデートしていくことが求められ、負荷が大きくなったり、情報収集がなかなかうまく進まないといった課題も抱えています。分野が細分化されたことで、分野間の情報連携がうまくいきにくい、というシーンも想定されます。

医療の進歩には実に多種多様な事例や研究結果、治験結果などが必要です。しかし、地域や医療環境などによって、患者さんの層や提供される医療は異なっており、医師個人や病院の持っている臨床知見には偏りがあります。

医療の発展には、それぞれの地域で様々な治療に当たっている専門の医師や医療従事者の研究、治験結果の一つ一つが大切なデータ資料として一つに集約されることも肝要で、それによって世界中のあらゆる疾病を治癒していく新しい技術や薬、治療法の開発に繋がっていきます。

今、デジタルの力で医学知見のエコシステムを醸成し、未来の医療の創造に拍車をかけようと挑戦し続ける動きに注目が集まっています。

株式会社クオトミーの事業の特徴は、医師限定のコミュニティ内において、専門性の高い医師同士が、学会/講演会/勉強会などのイベントを起点にしたコミュニケーションができるという点です。

株式会社クオトミーの大谷隼一さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

医師向けイベントを起点とした、専門性の高い医師同士のコミュニケーションを促進することが出来る、という点です。
点在している医師向けの学会や講演会・勉強会などのイベント開催情報を集約し、専門性にピッタリのイベントや仲間との出会いを創出するサービスです。
医師は本サービスの利用により、専門領域の知見を深めるだけでなく、専門性の近い医師との交流を気軽に、かつ安全に楽しむこともできます。

・どのような方にこのサービスを使って欲しいですか?

場所を問わず、専門性の高い医療を提供している医師にお使いいただきたいです。

・このサービスが解決する社会課題はなんですか?

病院や医師の間に存在する臨床知見の偏りを解消させます。偏りがなくなり、情報や知見が広く共有されることによって、医師一人にかかる負荷や限界を突破し、救える命の数を増やしていけます。「情報を知らなかったから出来ない」をなくし、互いの研究成果を上手にかけ合わせることによって無駄を省き、よりスピード感のある医学界の進展にも寄与して参ります。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

周りには医療関係者が多く、エンジニアやスタートアップ的な働き方を知っている人がいなかったことです。
自らが旗を立てて行動をし続けていると、出会うべき人に出会え、壁を乗り越えることが出来ました。

・今後どういう会社、サービスにしていきたいですか?

病院や国境の垣根を超えた、医師の臨床知見の偏りを埋めるコミュニケーションツールとしてのインフラに育てていきます。

・今の課題はなんですか?

私たちのミッションやビジョンに共感してくれ、開発を推し進めてくれるエンジニアを採用中です。

・読者へのメッセージをお願いします。

私たちは、エビデンスと同様に大切な医師の臨床知見を繋ぐことで、未来の医療を創っています。
現在、仲間を募集中です!

会社名 株式会社クオトミー
代表者名 大谷隼一(おおや じゅんいち)
創業年 2017年12月1日
社員数 3名
事業内容 医師向けイベントを自己研鑽を繋ぐ場にするサービス「Eventomy」の運営
サービス名 Eventomy
所在地 東京都
代表者プロフィール 整形外科医(専門は脊椎)。
名古屋市立大学医学部卒業。東京大学医学部整形外科・脊椎外科関連病院で臨床業務に従事。
2015年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校Visiting Scholar。
2017年12月に株式会社クオトミー創業。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ クオトミー 医師 大谷隼一 学会 専門医 自己研鑽 講演会
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

内視鏡の画像診断支援AIを開発する「AIメディカルサービス」が80億円調達
2022年4月26日、株式会社AIメディカルサービスは、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 がん関連病変の内視鏡検査で、専門医の診断を支援するAIシステムを開発しています。 2022…
遠隔ICUサポートサービスを展開する「Vitaars」が5.1億円調達
2023年6月27日、株式会社Vitaarsは、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Vitaarsは、遠隔ICUサポートサービスを展開しています。 ICTを活用した遠隔IC…
モバイル胎児モニターを核とした周産期遠隔医療プラットフォームを展開する「メロディ・インターナショナル」が1.1億円調達
2023年11月29日、メロディ・インターナショナル株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メロディ・インターナショナルは、モバイル胎児モニターを核とした周産期遠隔…
医療相談アプリ「LEBER」運営の「リーバー」が資金調達
2022年2月10日、株式会社リーバーは、資金調達を実施したことを発表しました。 医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」を運営しています。 24時間365日スマートフォンから医師に相談できるサービス…
夜間・休日の往診サービス運営の「コールドクター」が2億円調達
2020年12月22日、株式会社コールドクターは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 夜間・休日の往診サービス「コールドクター」を運営しています。 アプリから簡単に予約でき、最短30分…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集