上限額1000万円、約1万社支援の「ものづくり補助金」が、2018年2月中から公募開始!

tips

経済産業省・中小企業庁が、平成29年度(2017年度)補正予算で、中小企業・小規模事業者を対象とした「ものづくり補助金」で1000億円を計上します。

今回の注目点は以下の通りです。

中小企業・小規模事業者の約1万社を支援

今回、一番と言って良いくらいの注目点は、3年ぶりに1万社支援が復活した点です。これにより、多くの採択企業が出ることが見込まれます。
また、基本的な補助上限は、1000万円に設定されています。

事業類型における「企業間データ活用型」の創設

今回は「第4次産業革命型」に設けていた利用上限3000万円が廃止され、新たに「企業間データ活用型」が創設されました。
複数の中小企業者が連携し、事業者間でデータ・情報を活用した事業に取り組む場合、1社あたり200万円の上乗せが可能になりました。

専門家を活用した生産性向上を支援

生産性向上に効果的な設備導入を行うため、機械設備などの導入に併せて専門家を活用する場合、補助上限額を30万円アップすることができます。

認定支援機関による採択後のフォローアップ体制の強化

申請時に認定支援機関との連携を要件とされています。また、採択後から事業終了後5年間のフォローアップが求められるなど、認定支援機関のフォロー体制が強化されています。

「ものづくり補助金」の公募は、2018年2月中に開始される予定です。

カテゴリ トレンド
関連タグ ものづくり補助金
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【12月16日~18日開催】ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」
ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」のご案内です。 ものづくりを営む中小企業とビジネスをつなぐ、オールジャンルの総合商談展示会です。 概要 会期 2025年12月16日…
【12/6-8】ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」
ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」のご案内です。 「ものづくり補助事業」に取り組んだ全国の中小企業が新たに開発した製品・サービス・技術等と、それをビジネスに活用したい…
「中小企業向け補助金における子育て支援・女性活躍企業の優遇措置」
中小企業庁は「中小企業向け補助金における子育て支援・女性活躍企業の優遇措置」について発表しました。 主要な中小企業向け補助金において、子育て支援や女性活躍を推進する企業に対し加点措置を講じます。 対象…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」16次締切公募開始
2023年7月28日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」16次締切の公募開始について発表しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」20次締切の採択結果が発表
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」20次締切の採択結果が公表されました。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集