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光トライオード株式会社 前田佳伸|光探索システムの開発普及、可変QRコード再帰性反射グッズの製造販売事業で注目の企業


「光探索システム」の開発普及、可変QRコード再帰性反射グッズの運営事業で注目されているのが、前田佳伸さんが2009年4月に創業した光トライオード株式会社です。

「再帰性反射グッズ」とは、どんな角度から光を当てても、光を当てた方向に反射するもののことです。例えば道路標識や自転車のバックに取り付けられている反射材などがそれにあたります。反射材そのものに電力や電気は必要とせず、加工しやすく、いつでもどこでも携帯しやすく、半永久的に使用可能であり、私たちの暮らしの安全や命を守ることにも繋がる非常に有効かつ大切な素材でもあります。

この反射材の性能を超高精度にし、宇宙空間からでも反射を確認できるまでにした「光探索システム」を開発している起業家の取り組みに注目が集まっています。

反射の有効距離が格段に上がることによって、万一の遭難時、子どもやペットの迷子、高齢者の徘徊、なくしもの等を、いち早く広範囲で見つけ出すことが出来るようになるでしょうし、あるいは、自然に生きる野生動物や植物の生態観察や保護活動にも有効活用できます。
さらには、この反射板のデザインをQRコード化して、それを読み取れば個人情報を特定できるようにしたり、適宜その情報内容をアプリ等で簡単に更新できるようになれば、より正確かつ確実に個人の安全管理にもつながることでしょう。
このように非常に簡単・手軽に導入しやすい安全保障ツールとして、「光探索システム」は今後より一層私たちの生活に定着してくることが予想されます。

光トライオード株式会社の前田佳伸さんに、事業の特徴や今後の課題などについてお話をお聞きしました。

創業手帳別冊版「創業手帳 人気インタビュー」は、注目の若手起業家から著名実業家たちの「価値あるエピソード」が無料で読めます。リアルな成功体験談が今後のビジネスのヒントになるはず。ご活用ください。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

宇宙からでも光って見えるキャップは、高輝度再帰性反射材を装着したキャップです。
この高輝度プリズム型再帰性反射材は、反射到達距離400㎞(国際宇宙ステーションと地上間距離)の性能を有しています。その実証実験のために、高輝度再帰性反射材を側面に装着した超小型人工衛星「Space Tuna 1」を打ち上げて、地上からレーザーを照射して反射強度を実測します(2022年11月6日に打ち上げ予定)。
近畿大学発ベンチャー会社である弊社は、その基礎データから、将来レーザー搭載人工衛星に「宇宙から山岳遭難者や迷子を捜索する」ミッション要求をする計画です。

この「宇宙から光って見えるキャップ」をかぶっていれば、将来的に宇宙から捜索することが可能になります。また、ミッション提案が採択された暁には、みんなでキャップをかぶって宇宙実験に参加することができます。尚、現状でもサーチライト搭載ドローンによって、捜索することは可能です。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

山登りやキャンプなどアウトドアを趣味とする方や宇宙に興味がある方に使ってほしいと思います。万が一、遭難や迷子になった時に、一つの命を救うアイテムになります。時に小さなお子様には、便利なキャンプ場でも迷子になる可能性があります。本光探索システムが一般的に普及すれば、捜索に有効なグッズになります。可変QRコードサービスは、アウトドア以外に認知症や徘徊の可能性のある方など、いろいろな方にご使用いただきたいと思います。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

山岳遭難や迷子になる可能性は、どんな低い山やキャンプ場であってもあります。その時に、山岳遭難用の電子機器などは、有効な捜索アイテムになります。しかし、どんなに便利な電子機器でも電池切れすると使い物になりません。我々の提案するキャップは、電池など不要でいつまでも使用できます。身に着けていれば発見される確率が増え、場合によっては命を救うことができます。
また、このキャップというアイテムを普及することによって、光探索システムが世の中に普及されることになります。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

まだまだ光探索システムが世の中に認識されていません。そのため、再帰性反射材を装着したグッズが一企業の販売では普及されていきません。
そこで、広く社会に光探索システムを普及するために、NPO法人光探索協会を立ち上げました。
現在も光探索協会から、「宇宙から光って見えるキャップ」というタイトルで、『Makuake』のクラウドファンディングを展開しています。
これらのイベントを通して、山登りなどには再帰性反射グッズを誰もが持参するように普及していきたいと思います。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

先ず、光探索システムを国内および世界に普及したいと考えています。そうすれば、我々の販売するグッズで、多くの方が救われたという時代が来ると思っています。その時は、このシステムを開発普及したパイオニアの会社として名を刻みたいと思います。

・今の課題は何ですか?

本光探索システムの知名度がないことが一番の課題です。一般の方からの、こんなシステムで本当に捜索できるのかという疑問を払拭しなければなりません。そして本システムが社会に普及すれば、多くの方が我々の提案するグッズを持参する時代が来ると信じています。
技術的な課題として個人を特定できれば、捜索している本人かゴミ信号かはっきり判明します。そのために、我々は可変QRコードシステムを開発しています。可変QRコードは、個人を特定すると同時に登山計画などを何度でも登録書き換えすることができます。すなわち、電子的な入山届のような役目をします。この機能を活かした可変QRコードキーホルダーというものを販売していますが、例えば、徘徊や認知症の方に装着すれば、個々の症状が書き込め、QRコードを読み込んだ方が十分なケアをする情報を得ることができます。これらのグッズを世の中に普及することが大きな課題です。

・読者にメッセージをお願いします。

先ず、我々の光探索システムを知っていただき、その機能を理解して応援していただきたいと思います。
我々は近い将来「宇宙から山岳遭難者や迷子を捜索する」ミッション要求を、スカパーJSAT株式会社が打ち上げを計画しているレーザー搭載人工衛星に提案させていただきたいと考えています。そのために「Makuake」のクラウドファンディングでは、「宇宙から光って見えるキャップ」を応援購入していただいた方には、ミッション要求をする仲間としての会員証を発行しています。
ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、みんなでキャップをかぶって、壮大な宇宙実験に参加しましょう!
そして、本システムを世界に普及するために応援をお願い申し上げます。

会社名 光トライオード株式会社
代表者名 前田佳伸(まえだ よしのぶ)
創業年 2009年4月
社員数 3名
所在地 510-0874 三重県四日市市河原田町2220
サービス名 宇宙から光って見えるキャップ
事業内容 製造光探索用品の再帰性反射グッズ、可変QRコードを用いたグッズの製造販売
代表者プロフィール 1989年:名古屋工業大学大学院博士課程電気情報工学専攻修了(工学博士)
1989年-現在:豊田工業大学および近畿大学教員(サーチライト搭載ドローンによる光探索システムを開発)
2019年:NPO法人光探索協会設立
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