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2022年8月9日cotopas じつなりことみ|『非認知能力』=『生きる力』を 【あそび】から育てる事業展開で注目の企業
身近な素材と自然物で思いっきりあそぶ【ごっこあそび親子教室®︎】、あそびと ‶そうぞう” の世界作りを推し進める事業で注目されているのが、じつなりことみさんが2020年6月に設立したcotopasです。
誰しも小さいころ、「ごっこ遊び」「見立て遊び」をしたことがあると思います。お人形やぬいぐるみ、お家や家電などの模型おもちゃを使ったり、木の枝や葉っぱを集め、砂場で泥団子を作ってあるものに見立てたりして、お店屋さんごっこやリアル世界の真似事、あるいは自分だけの想像の世界を生み出し、それこそ時を忘れて遊んだという方も多いのではないでしょうか。
そうしたごっこ遊びを通じて、自然と創造力や社会性、思考力、相手を思いやる心や情緒、表現力やコミュニケーション力、セルフコントロール力、自己肯定感などが身に付いていきます。いわゆる「生きる力」というものです。
状況が目まぐるしく変化し、先行き不透明な時代と言われる現代社会、そして人工知能やコンピューターの普及によって従来からの生活様式や当たり前が変化しだしている今、ますますこの「生きる力」が大事になってきています。
自ら考え、自ら課題を見つけ、自律し、変化に柔軟に対応して主体的に動き、他人と協調し、他人を思いやり、なにかに感動する豊かな人間性、それらは誰かから体系的に教わって身に付けられるものではなく、自らの体験や経験やその瞬間に抱いた感情の積み重ねによっておのずと体に沁みついていくものだと思います。
そうした様々な疑似体験・議事経験を小さいころからの”あそび”を通じて多く持ち、生きる力に変えていく、ということに改めて注目が集まっています。
cotopasのじつなりことみさんに、事業の特徴や今後の課題などについてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
資金経営面でのコンサルティングではなく、子育て事業そのものをコンサルティングする《cotopas®︎》コトパスでは、
① AI時代に入る今、人間だけが持っている想像をする力・イメージを持って行動をする力などの『生きる力』=『非認知能力』を[あそび]から育てる【ごっこあそび親子教室®︎】
②保育教材・アナログあそびの感覚を大切にした手作りおもちゃの開発と制作、誰かの何かのスタートを切るキッカケ作りとして伝える人も受け取る人も心動くワークショップや講座開催、を行う《cototsukuri》
③非営利地域活動として 里親子・縁組親子のためのあそび場[ことさんち]
の3つの直接事業を行っています。
直接の現場を持つことで常に実状を知っている点と人とのつながりをいかし、他にはない、それぞれの場に合った子育て事業のコンサルティングを行なっています。
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
保育園・幼稚園・各種教室など こどもに関する事業を営み これから事業の展開・転換・拡大を計画実施しようと考えられている方々へ、オリジナル教材の提案作成から年間カリキュラムなどの全般コンサルティングまでご要望に応じてお手伝いさせていただきます。
福祉施設でのイベント企画運営などにもご活用いただくことも可能です。
他とは違うサービス・他にはない差別化された事業をお考えの方へ、是非当方のコンサルティングを活用していただきたいです。
もちろん 他にはない教室【ごっこあそび親子教室®︎】へのご依頼ご参加も承っています。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
直接事業のひとつ【ごっこあそび親子教室®︎】においては、生活様式・時代背景の変化に伴い生きづらさを感じる世の中とされている今、『生きる力』となる ‶想像をする力” や ‶イメージをして行動をする力” がより必要となっています。
それらの力を育てる大切さを親子で知っていただくことで 将来を担うこどもたちの人生をつなげていく基盤を作っています。
コンサルティングにおいては、こどもの関わる事業は今後 少子化・多様化などに対応していくために独自のサービスを展開していく必要があります。そんな中 マンパワー不足・情報不足によって実際に実施するのが難しい現状となっている場が多くあります。それを補い、それぞれの目的・目標に合ったコンサルティングを提供し、子育て事業継続の将来につなげていきます。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
他にはない事業である分、周知していただき必要と感じていただくことへの広報活動に工夫が必要でした。SNS含め、対象年齢別による広告の反応など、実際にやってみてどうかをその都度試しながら、それぞれに分野に合った方法を見出しています。
日々変化していく時代の流れに、今後も現場の声に耳を傾けながら試行錯誤を続けていきます。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
『できることからやれることをさがす』のではなく、『やりたいことからできることを作り上げていく』方針を大切に、それぞれに合わせて子育てに関わる事業をより良いものへより継続されるものへ、より発展していくものへ、事業支援をしていきたいと考えています。
直接事業となる【ごっこあそび親子教室®︎】《cototsukuri》[ことさんち]とともに、ひとつの教材のプロデュースから年間を通してのコンサルティングまで、求めていただいたご要望に常に丁寧にお応えしていき、枠にはまらない提案を心がけていきます。
・今の課題は何ですか?
資金経営のコンサルティングとは違った、事業内容へのコンサルティングを活用する利点を知っていただく場をどのように作っていくか を課題としています。
・読者にメッセージをお願いします。
誰かの何かのお役に立てれば、との思いからつながり広がる《cotopas®︎》。
【ごっこあそび親子教室®︎】《cototsukuri》をもとに[ことさんち]で地域活動を行い、こどもからお年寄りまで福祉の分野へも事業を展開中です。
《子育て事業コンサルタント®︎》として 子育て事業を営む方々へ新たな提案をしつつ、できることは何か?を常に考え想いながら進んでいます。
多く方々と可能性を共有できるご縁があることを願い、その時を楽しみにしています。
会社名 | cotopas |
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代表者名 | じつなり ことみ |
創業年 | 2020年6月 |
社員数 | 1名 |
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区 |
サービス名 | 子育て事業コンサルティング・身近な素材と自然物で思いっきりあそぶ【ごっこあそび親子教室®︎】・あそびとそうぞうの世界作り《cototsukuri》 |
事業内容 | 子育て事業コンサルティング・親子教室経営・教材提案物販・講座イベント企画運営 |
代表者プロフィール | 大学卒業後 栄養士として給食会社に勤務。退職後 音楽業界へ。独立し音楽教室を開講しつつ 老人福祉施設や障がい者福祉施設などでボランティア活動を行う。 結婚出産後 保育士として私立幼稚園保育園・公立保育園に勤務。 退職後 行政関係の子育て支援を担いながら 子育て事業支援《cotopas》を開業。 栄養士・保育士の他 おもちゃコンサルタント・重度訪問介護資格など様々な資格と経験をいかし、事業を展開する。 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | cotopas こども じつなりことみ 保育 横浜 親子 非認知能力 |
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