創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2026年3月16日中小企業庁が「モニタリング強化型特別保証制度」を3年間の時限措置として開始

2026年3月13日、中小企業庁は、「モニタリング強化型特別保証制度」の開始を発表しました。
「モニタリング強化型特別保証制度」は、中小企業が金融機関や保証協会に経営状況を継続的に報告することを条件に信用保証を行う制度です。3年間の時限措置として開始されます。
金融機関や保証協会が経営状況の変化の予兆を早期に把握できるようにすることで、必要な支援を適切に提供できる体制を構築することを目的としています。
制度の対象者は、認定経営革新等支援機関との連携によって月次で財務状況や資金繰り状況などを把握・報告することを誓約する書面を提出している中小企業です。
概要
保証限度額:2億8000万円
保証期間:一括返済の場合・1年以内、分割返済の場合・10年以内
金利:金融機関所定
保証料率:0.45~1.90%
取扱期間:2026年3月16日~2029年3月31日
コロナ禍を経て、多くの企業で借入が増加し、その返済負担が重くなっています。特に中小企業では、売上回復の遅れやコスト上昇も重なり、経営改善や再生支援のニーズがこれまで以上に高まっています。中小企業は資金繰りが急速に悪化しやすく、問題が表面化した時点ではすでに深刻化しているケースも少なくありません。早期に兆候をつかむことができれば、より効果的な支援につなげられるにもかかわらず、その「気づき」が遅れがちなのが現状です。
こうした課題に対して、金融機関や信用保証協会が企業の「月次の経営データ」を継続的に把握できれば、資金繰り悪化の予兆を早期に察知しやすくなります。売上や利益、キャッシュフローの変化をタイムリーに把握することで、必要な支援を迅速に提供でき、企業の再生や経営改善をより確実に後押しすることが可能になります。早期支援の実現は、企業の倒産リスクを下げ、地域経済の安定にもつながる重要な取り組みです。
シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、融資を始めとする資金調達や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | 中小企業 中小企業庁 保証 融資 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年12月時点における、令和5年度補正予算「IT導入補助金」の概要が発表されました。 業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたITツール等の導入費用を支援する補助金制度です。 令和5年…
中小企業庁は、「スタートアップ創出促進保証制度」を2023年3月15日から開始しています。 「スタートアップ創出促進保証制度」は、2022年6月7日に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及…
「働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)」のご案内です。 生産性を向上させ、時間外労働の削減、年次有給休暇や特別休暇の促進に向けた環境整備に取り組む中小企業事業主を支援します。 …
東京都は、令和5年度「中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業」の参加企業を募集しています。 東京都は、ランサムウェアやエモテット等によるサイバー攻撃のリスクが高まっている昨今の状況を踏まえ、自主的な…
令和6年度「業務改善助成金」のご案内です。 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

