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海洋ロボティクスにより「海の見える化」に挑戦する「UMIAILE」が15.75億円調達

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2025年10月16日、株式会社UMIAILEは、総額15億7500万円の資金調達を発表しました。

UMIAILEは、Honda発の海洋ロボティクススタートアップです。

独自の小型無人ボート「UMIAILE ASV」によってリアルタイムかつ大規模な海洋データを収集し、「海の見える化」の実現を目指しています。

今回調達した資金は、海洋ロボティクス技術の高度化、実証フィールドの拡大、量産化を見据えたプロトタイプ開発、産学官連携プロジェクトの推進、組織体制の強化に活用します。


日本は四方を海に囲まれた海洋国家として、海洋を重要な資源として位置づけています。

他方で、国内の海洋関連産業は複数の課題に直面しています。たとえば、海洋汚染の深刻化、気候変動と海域の変化、資源管理の困難性、脱炭素化の遅れ、人材不足、災害リスク、安全保障の懸念などが挙げられます。

これらの課題を解決するには、大規模な海洋データの取得が欠かせません。これまで地上からの観測手段や既存の技術では海洋データの取得に大幅な制限がありました。これが海洋関連産業発展のボトルネックとなっていたのですが、近年はテクノロジーの発展によって海洋データ取得の道筋が見えてきています。

このような背景を踏まえ、UMIAILEは自律型海洋ロボティクスを通じ、リアルタイムかつ大規模な海洋データの収集と、それによる「海の見える化」を目指しています。

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カテゴリ 有望企業
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