注目のスタートアップ

レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指す「T2」が50億円調達

company

2025年8月18日、株式会社T2は、総額50億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は110億円を超えました。

T2は、ドライバーの乗車を必要としないレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指しています。

2027年のサービス開始を目指し、システム開発などを進めています。

2025年7月1日にレベル2自動運転での商用運行を開始しています。


従来の自動車交通は、物流分野における人手不足や高コスト、頻発する交通事故、さらには過疎地域に暮らす交通弱者の存在といった複雑な課題を抱えています。

こうした問題に対し、自動運転技術は包括的な解決策として注目され、早期の社会実装への期待が高まっています。日本でも2023年4月に改正道路交通法が施行され、一定条件下においてレベル4自動運転が正式に解禁されました。

自動運転は自動化の度合いに応じて、レベル0からレベル5の6段階に分類され、レベル4では特定エリアや条件下において運転操作をすべてシステムに委ねることが可能です。無人で専用道路を走行するバスは、その代表的な事例です。

物流業界は、深刻な人材不足に加え、積載効率の低下や「2024年問題」など複数の構造的課題に直面しており、既存のサービス水準を維持することすら困難になりつつあります。しかし物流は、経済活動や人々の生活を支える社会基盤であるため、持続可能な運営体制の確立が喫緊の課題です。その突破口として、トラックの自動運転に大きな期待が寄せられています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ T2 トラック モビリティ レベル4 株式会社 構築 次世代 物流 物流施設 自動車 自動運転 自動運転システム 自動運転技術 自動運転車 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「スカリー」が有名人のプロモーション起用を支援する「47キャスティングパートナーズ」をリリース
2020年9月4日、スカリー株式会社は、「47キャスティングパートナーズ」を開始したことを発表しました。 「47キャスティングパートナーズ」は、有名人を起用した、ブランディング、商品・サービス訴求、地…
ITセールスシェアリングプラットフォーム「Smacie Platform」を開発する「Smacie」が2,000万円調達
2022年9月27日、Smacie株式会社は、2,000万円以上の資金調達を実施したことを発表しました。 Smacieは、ITセールスシェアリングプラットフォーム「Smacie Platform」を開…
デジタルヘルス総合支援サービス「Doctors Cloud」などを展開する「ドクターズ」が「日総工産」と資本業務提携
2022年8月26日、ドクターズ株式会社は、日総工産株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ドクターズは以下のサービスを展開しています。 ・医師によって新規・既存のデジタルヘルスサ…
宇宙バイオ実験サービスを開発する「IDDK」が2.4億円調達
2023年12月4日、株式会社IDDKは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDDKは、光学技術と半導体技術の融合により従来の顕微鏡とは全く異なる原理の革新的な顕微観察技…
創薬・医療系ベンチャー育成支援プログラム「Blockbuster TOKYO」 ビジネスプラン発表会が3/3に開催
2021年2月2日、Beyond Next Ventures株式会社は、「Blockbuster TOKYO」選抜プログラム参加チームによるビジネスプラン発表会を2021年3月3日に開催することを発表…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集