創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年8月19日レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指す「T2」が50億円調達

2025年8月18日、株式会社T2は、総額50億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は110億円を超えました。
T2は、ドライバーの乗車を必要としないレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指しています。
2027年のサービス開始を目指し、システム開発などを進めています。
2025年7月1日にレベル2自動運転での商用運行を開始しています。
従来の自動車交通は、物流分野における人手不足や高コスト、頻発する交通事故、さらには過疎地域に暮らす交通弱者の存在といった複雑な課題を抱えています。
こうした問題に対し、自動運転技術は包括的な解決策として注目され、早期の社会実装への期待が高まっています。日本でも2023年4月に改正道路交通法が施行され、一定条件下においてレベル4自動運転が正式に解禁されました。
自動運転は自動化の度合いに応じて、レベル0からレベル5の6段階に分類され、レベル4では特定エリアや条件下において運転操作をすべてシステムに委ねることが可能です。無人で専用道路を走行するバスは、その代表的な事例です。
物流業界は、深刻な人材不足に加え、積載効率の低下や「2024年問題」など複数の構造的課題に直面しており、既存のサービス水準を維持することすら困難になりつつあります。しかし物流は、経済活動や人々の生活を支える社会基盤であるため、持続可能な運営体制の確立が喫緊の課題です。その突破口として、トラックの自動運転に大きな期待が寄せられています。
ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | T2 トラック モビリティ レベル4 株式会社 構築 次世代 物流 物流施設 自動車 自動運転 自動運転システム 自動運転技術 自動運転車 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年7月1日、株式会社カケハシスカイソリューションズは、株式会社マイナビから、資金の追加調達を実施したことを発表しました。 カケハシスカイソリューションズは、新卒採用支援事業、中途採用支援事業、…
2020年3月30日、ナップワン株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、社名をLlotheo株式会社から、ナップワン株式会社に変更したことも併せて発表しました。 ナップワ…
2025年2月4日、Zaimo株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Zaimoは、経営管理プラットフォーム「Zaimo.ai」を開発・提供しています。 誰でも簡単に数値(E…
2023年9月25日、株式会社Pfinesは、資金調達を実施したことを発表しました。 Pfinesは、少量生産で顧客にあった商品をパーソナライズして届けるブランド「PFINÉS(ピフィニ)」を手がけて…
2023年3月15日、株式会社Sales Naviは、1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、営業標準化システム「Sales Navi」を正式リリースしたことも併せて発表しま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…