「IT導入補助金2025」1次締切の採択結果が発表

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2025年6月18日、中小企業庁は、「IT導入補助金2025」1次締切の採択結果を発表しました。

中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。

「IT導入補助金2025」の「通常枠:1次締切」、「セキュリティ対策推進枠:1次締切」、「インボイス枠(インボイス対応類型):1次締切」、「インボイス枠(電子取引類型):1次締切」について採択結果を発表しました。

採択結果

公募期間:2025年5月12日(月)まで
申請数:9432者(うち通常枠:2979者、セキュリティ対策推進枠:7者、インボイス枠(インボイス対応類型):6446者)
採択数:5228者(うち通常枠:1511者、セキュリティ対策推進枠:7者、インボイス枠(インボイス対応類型):3710者)

「IT導入補助金2025」について詳しく解説する記事はこちら>>
【2025年最新版】IT導入補助金とは?わかりやすく解説

近年、テクノロジーの急速な進化は、あらゆる産業に大きな変革をもたらしています。企業はデジタル技術を活用することで、業務の効率化、サービスの高度化、そして競争力の強化といった多くの成果を期待できるようになりました。

しかしながら、中小企業や小規模事業者にとっては、予算の制約やデジタル技術に精通した人材の不足といった課題が依然として障壁となっており、思うようにデジタル化を進められていないのが現状です。

中小企業基盤整備機構が2023年に実施した「中小企業のDX推進に関する調査」によると、すでにDXに取り組んでいる企業、または今後取り組む意向のある企業は全体の31.2%に過ぎず、多くの企業がその重要性を認識しながらも、具体的なアクションには至っていない実態が明らかになりました。

こうした課題に対応するため、政府は中小企業や小規模事業者のデジタル化を後押しする施策を強化しています。その中でも特に注目されているのが「IT導入補助金」です。この制度は、業務効率の向上や生産性の改善を目的に、デジタルツールの導入費用の一部を補助するもので、業種を問わず幅広い企業が利用可能です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

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カテゴリ 公募
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IT導入補助金2025採択結果【1次締切】 

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