創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月19日建機レンタル業界向けDXサービスを提供する「SORABITO」が融資により5.5億円調達

2023年9月19日、SORABITO株式会社は、合計5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
この資金調達は、株式会社日本政策金融公庫・株式会社静岡銀行からの融資によるものです。
SORABITOは、建機レンタル会社向けオンラインレンタル機能構築支援クラウド「i-Rental 注文」、建設機械の点検業務の効率化サービス「i-Rental 点検」、建機レンタル会社向けクラウド型業務支援ツール「i-Rental 受注管理」、建機レンタル会社向けAI経営分析「i-Rental AI」、建設業界専用のクレジットカード「建設スマートカード」を提供しています。
建機レンタルは、油圧ショベル、ブルドーザー、クレーンなど、建設に必要となる建設機械を貸し出すビジネスです。
これらの建機は大型であり、保管には広大なスペースを必要とし、コストがかかることから、多くの建設会社はレンタルを選択しています。実際、国内で使用されている建機のおおよそ60%はレンタルです。
近年の建設業界は、自然災害の復興、老朽化したインフラの修復や再構築などの需要があり、着実に成長しています。
こうしたなか、建機レンタル業界では業務効率化のニーズが高まっています。
建機レンタルにおいて重要な位置を占めるのが受発注業務です。
建機レンタル業界の受発注は、電話でのやり取りが多く、アナログなコミュニケーションを起因とする非効率性を課題として抱えています。
さらに、建設現場は24時間稼働している現場もあり、建機のレンタル需要は一日中存在します。しかし、建機レンタル会社は、通常は営業時間内にしか受発注を受けつけていないことから、特定の時間帯への受発注の集中や機会損失といった課題を生んでいます。
SORABITOは、建機レンタル業界向けの受発注サービス「i-Rental 注文」や、その他業務効率化を実現するサービスを提供し、建機レンタル業界のデジタル化・DXに貢献しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BtoB DX i-Rental i-Rental AI i-Rental 受注管理 i-Rental 注文 i-Rental 点検 SORABITO Web注文 アプリ オンライン化 レンタル 受注 受発注 建機 建設 建設スマートカード 建設機械 株式会社 業務支援 注文 発注 融資 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年1月20日、株式会社ANSeeNは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ANSeeNは、静岡大学の技術である化合物半導体放射線センサーの製造技術をコアとして、2011年に設立…
2021年1月12日、note株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、BASE株式会社と資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。 noteは、メディア・プラットフォーム「…
2022年6月7日、株式会社FromToは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FromToは、自治体施策の情報収集から申請までを効率化する情報プラットフォーム「47pass」…
2023年7月19日、株式会社enstemは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 enstemは、独自の腕時計型ウェアラブルデバイスを活用したコンディショニングアプリ「No…
2024年12月4日、株式会社プレカルは、総額2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向けクラウド型レセコン「プレカルレセコン」や、処方箋入力代行サービス「preca…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…