尿を用いたがんリスク検査サービス「マイシグナル・スキャン」を提供する「Craif」が53億円調達

公開日:
あとで読む x facebook
資金調達

2026年8月18日、Craif株式会社は、総額約53億円の資金調達を発表しました。

Craifは、尿中マイクロRNAをAI解析する独自技術を基盤としたがんリスク検査サービス「マイシグナル・スキャン」を提供しています。

2026年8月現在、膵臓がんを含む10種のがんリスクを、種別にステージ1から評価可能です。

また、2026年には膵臓がん診断補助目的の医療機器プログラム(SaMD)の薬事承認申請を予定しています。

今回調達した資金は、国内事業の拡大、米国事業でのプロダクトローンチに向けたR&D投資、薬事承認取得に向けた臨床開発を加速させます。


がんは長らく国内の死因第1位となっており、国を挙げた対策が進められています。また、海外の先進国においても同様であり、世界的にがん対策のさらなる推進が求められています。

近年は、医療技術の進歩により、多くのがんは早期に発見して適切な治療を行うことで、高い治療成績が期待できるようになりました。そのため、がん対策では早期発見・早期治療が重要な鍵となっています。

しかし、国内におけるがん検診受診率は依然として低く、もっとも高い肺がん検診でも男性が約5割、女性が約4割にとどまっています。受診しない理由としては「検査に行く時間がない」が多く挙げられており、時間的・身体的負担の少ない検査法へのニーズが高まっています。

こうした背景から、近年は大学の研究成果を活用した新たながんリスク検査の実用化が進んでいます。Craifは2018年に設立された名古屋大学発スタートアップとして、尿を用いたがんリスク検査サービス「マイシグナル・スキャン」を提供しています。より手軽で負担の少ない検査の普及をグローバルに目指しています。

シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中