注目のスタートアップ

手術AI支援システムを開発する「Direava」が資金調達

company

2025年5月21日、Direava株式会社は、資金調達を発表しました。

Direavaは、AIを活用した手術ナビゲーションシステムを開発しています。

手術における合併症の低減のため、外科医が術中に重要な解剖構造をリアルタイムで認識できる支援技術の提供を目指しています。

今回調達した資金は、AI支援システム各モジュールの高度化、医療機関とのパートナーシップ拡大、国内外の人材採用、米国・欧州を中心とした臨床研究・PMDA/FDA承認に向けた体制強化に活用します。


近年、国内の外科医師数は減少傾向にあります。一方で医師全体の数は増加傾向にあるため、外科医師を選択する医師が減少しているという状況が浮き彫りになっています。このような状況から、今後、若手の外科医不足と外科医の高齢化が問題となることが見込まれています。

外科医となる医師が減少している理由としては、外科が他の診療科と比較して激務であることが理由です。勤務時間が長いだけでなく、外科手術は身体的・精神的なストレスを受けるため、生活の質が低下しやすいという特徴があります。

そのため、持続可能な外科診療を実現するため、テクノロジーを活用した外科の課題解決が求められています。

たとえば、外科手術では外科医のスキルが手術のクオリティを左右するため、ロボティック手術やナビゲーション技術を導入することで、外科医はより精密な操作ができ、ミスを減少させ、安全性向上と術後合併症のリスク低減を実現できます。

ビジネスの成長のためには戦略的な資金調達が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Direava システム ディリーバ ナビゲーション 医師 医療 外科医 外科手術 手術 支援 株式会社 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

孫の動画・写真をテレビで見られる「まごチャンネル」 写真をプリントできる写真プリント」サービスを提供開始
2022年6月3日、株式会社チカクは、提供する「まごチャンネル」において、「写真プリント」サービスを2022年6月1日から提供開始したことを発表しました。 「まごチャンネル」は、スマートフォン・アプリ…
脳卒中後の重度運動障害向けリハビリの実現を目指す「LIFESCAPES」が7.2億円調達
2022年6月20日、株式会社LIFESCAPESは、総額7億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LIFESCAPESは、BMI(ブレインマシンインターフェース)技術を活用した、脳…
高齢者認知症・軽度認知障害を早期検知するAIエンジン開発の「ジョージ・アンド・ショーン」が7,000万円調達
2021年7月7日、ジョージ・アンド・ショーン株式会社は、7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、西日本電信電話株式会社です。 ジョージ・アンド・ショーンは、ライフログを活用…
会員制宿泊予約サイト「itoma」を運営する「Finder&Giver」がMBOと資金調達を実施
2023年2月7日、Finder&Giver株式会社は、「itoma」事業の責任者である篠田氏によるマネジメントバイアウト(MBO)と、資金調達を実施したことを発表しました。 Finder&Giver…
「NTTアドバンステクノロジ」が「オルツ」と共同で「AI GIJIROKU MAX」β版をリリース
2022年6月28日、NTTアドバンステクノロジ株式会社は、株式会社オルツと共同で、新サービス「AI GIJIROKU MAX」β版の提供を開始したことを発表しました。 「AI GIJIROKU MA…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集