注目のスタートアップ

クラフトビールの定期便「Otomoni」やクラフトビールの流通支援を手がける「Brewtope」が2億円調達

company

2025年4月22日、Brewtope株式会社は、約2億円の資金調達を発表しました。

Brewtopeは、クラフトビールの定期便「Otomoni」、クラフトビールのコレクションアプリ「BEER BOOK」、卸売・販売支援サービス「Otomoni Wholesale」、イベントやギフトなどでのクラフトビール活用を支援する企業向けサービス「Otomoni for Corporate」といった事業を展開しています。

今後、流通toB事業の拡大、消費者向け体験の強化、サプライチェーン支援事業の立ち上げに注力していく計画です。

今回調達した資金は、流通事業の強化やサプライチェーン支援の体制整備に活用します。


クラフトビールとは、小規模な醸造所が独自のこだわりをもって製造するビールのことを指します。原材料や製法に工夫を凝らし、多様な味わいや香りを楽しめる点が特徴です。

日本国内におけるクラフトビール業界は、まだ歴史が浅く、全体像を示す明確なデータが少ないのが現状です。しかしその一方で、業界の拡大を示す数字も存在しています。たとえば、2000年代初頭には国内のクラフトビール醸造所は200か所未満でしたが、2024年時点ではその数が全国で800か所を超えるまでに増加したというデータもあります。

クラフトビール業界は小規模の醸造所が大半であり、また商品についても少量多品種生産が主流です。そのため、小売・飲食店は醸造所と直接取引する必要があるなど流通面で課題を抱えています。

Brewtopeはクラフトビールの流通インフラを構築し、クラフトビール業界が抱える課題の解決を進めています。今後は、醸造所の流通と製造の両面からサポートする体制を整え、クラフトビール業界の発展に貢献することを目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Brewtope BtoB Otomoni アルコール飲料 クラフトビール サプライチェーン ビール 嗜好品 小売 株式会社 流通 販売支援 資金調達 醸造所 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

建機レンタル業界向けDXサービスを提供する「SORABITO」が資金調達
2023年2月1日、SORABITO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、パーソルホールディングス株式会社の100%子会社であるパーソルベンチャーパートナーズ合同会社です。 S…
「ispace」と「シチズン」「住友商事」「小学館」が民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」において協業
2019年8月22日、株式会社ispaceは、シチズン時計株式会社、住友商事株式会社と、コーポレート・パートナー契約を締結したことを発表しました。 また、株式会社小学館とは、メディア・パートナー契約を…
タクシー相乗りアプリ提供の「NearMe」が3億円調達
2019年9月11日、株式会社NearMeは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 タクシー相乗りアプリ「nearMe.(ニアミー)」や、独自のAIにより最適な送迎ルートを実現したシャ…
「クラサポ」 一級建築士が火災保険申請をサポートする新サービス「プロレバ」をリリース
2022年3月8日、クラサポ株式会社は、「プロレバ」をリリースしたことを発表しました。 「プロレバ」は、一級建築士が火災保険申請をサポートするサービスです。 一級建築士のサポートにより、火災保険加入者…
循環型社会に向けたインフラ・システム開発やリユース・リサイクル事業を展開する「ECOMMIT」が9.4億円調達
2023年10月20日、株式会社ECOMMITは、総額約9億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ECOMMITは、循環型社会に向けたインフラ・システム開発や、リユース・リサイクル事…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集