創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年5月12日クラフトビールの定期便「Otomoni」やクラフトビールの流通支援を手がける「Brewtope」が2億円調達

2025年4月22日、Brewtope株式会社は、約2億円の資金調達を発表しました。
Brewtopeは、クラフトビールの定期便「Otomoni」、クラフトビールのコレクションアプリ「BEER BOOK」、卸売・販売支援サービス「Otomoni Wholesale」、イベントやギフトなどでのクラフトビール活用を支援する企業向けサービス「Otomoni for Corporate」といった事業を展開しています。
今後、流通toB事業の拡大、消費者向け体験の強化、サプライチェーン支援事業の立ち上げに注力していく計画です。
今回調達した資金は、流通事業の強化やサプライチェーン支援の体制整備に活用します。
クラフトビールとは、小規模な醸造所が独自のこだわりをもって製造するビールのことを指します。原材料や製法に工夫を凝らし、多様な味わいや香りを楽しめる点が特徴です。
日本国内におけるクラフトビール業界は、まだ歴史が浅く、全体像を示す明確なデータが少ないのが現状です。しかしその一方で、業界の拡大を示す数字も存在しています。たとえば、2000年代初頭には国内のクラフトビール醸造所は200か所未満でしたが、2024年時点ではその数が全国で800か所を超えるまでに増加したというデータもあります。
クラフトビール業界は小規模の醸造所が大半であり、また商品についても少量多品種生産が主流です。そのため、小売・飲食店は醸造所と直接取引する必要があるなど流通面で課題を抱えています。
Brewtopeはクラフトビールの流通インフラを構築し、クラフトビール業界が抱える課題の解決を進めています。今後は、醸造所の流通と製造の両面からサポートする体制を整え、クラフトビール業界の発展に貢献することを目指しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB サプライチェーン 嗜好品 小売 株式会社 流通 資金調達 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年3月27日、TechMagic株式会社は、総額25億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TechMagicは、調理ロボット事業や業務ロボット事業を展開しています。 調理ロ…
2022年7月13日、TURING株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 TURINGは、完全自動運転車(自動運転レベル5)を開発しています。 2022年7月時点では、自動運…
2022年2月4日、ライトタッチテクノロジー株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 採血をせずに血糖値測定ができる非侵襲血糖値センサーを開発しています。 ライトタッチテクノロジーは…
2021年2月16日、株式会社FromToは、資金調達を実施したことを発表しました。 ふるさと開拓サービス「flato(ふらっと)」を運営しています。 地方で暮らす・働くを実践している人に質問・直接相…
2022年5月30日、株式会社アクルは、株式会社エルテックスと業務提携を開始したことを発表しました。 アクルは、不正検知・認証システム「ASUKA」を提供しています。 不正利用者を自動で検知して本人確…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
