注目のスタートアップ

採用イネーブルメントSaaS「RekMA」を提供する「Haul」が2.3億円調達

company

2025年5月7日、株式会社Haulは、デットファイナンスによる2億3000万円の資金調達を発表しました。

Haulは、採用イネーブルメントSaaS「RekMA」、採用パートナー事業「RekPro」、エンジニア向け技術スタックデータベースメディア「what we use」を展開しています。

「RekMA」は、生成AIを活用し、採用担当者や面接官の負担を増やすことなくアトラクと採用を実現するサービスです。採用担当者の業務を効率化しながら、候補者ごとに最適な採用を可能にします。

今回調達した資金は、「RekMA」の拡販の加速、複数プロダクトや事業の立ち上げに活用します。


人材は企業の成長にとって不可欠な要素です。しかし、少子高齢化による労働力人口の減少が進むなかで、採用市場は大きく変化し、人材採用は企業にとって大きな課題となっています。また、テクノロジーの進展により業務内容も高度化してきているため、企業が必要とするスキルを備えた人材を見つけることは一層困難になっています。

こうした状況を受け、多くの企業では従来とは異なる新たな採用手法の導入が求められています。たとえば、採用活動を支援する各種ツールやサービスは、業務の効率化に貢献し、採用担当者が本来注力すべき業務に専念できるような環境を整える役割を担っています。

Haulは、企業が抱える採用業務に関する課題を解決するため、アトラクト採用を実現する採用イネーブルメントSaaS「RekMA」を提供しています。アトラクト採用とは、採用活動のさまざまなプロセスにおいて自社の魅力を候補者に伝え、入社意欲を高める採用スタイルです。「この企業で働きたい」と思えるような魅力を発信できている企業は高い採用力を持っています。そのため、アトラクト採用は、採用力の向上を目指す取り組みとして注目されています。

しかし、アトラクト採用は候補者ごとに最適なアプローチを実施する必要があるため、担当者の業務負担が大幅に増加するという課題があります。「RekMA」は、テクノロジーを活用し、候補者ごとにパーソナライズされた最適アプローチを実現することで、業務効率化を図りながら、採用力の向上に貢献しています。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Haul RekMA SaaS アトラクト採用 イネーブルメント データドリブン リクマ 採用 採用イネーブルメント 株式会社 標準化 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ウェルネス/運動施設向けオールインワンマネジメントシステムを提供する「hacomono」が46億円調達
2025年1月22日、株式会社hacomonoは、総額46億円の資金調達を実施したことを発表しました。 hacomonoは、ウェルネス/運動施設向けオールインワンマネジメントシステム「hacomono…
「マイカー賃貸カルモ」で最長11年の契約が可能に
2019年7月2日、ナイル株式会社は、「マイカー賃貸カルモ」において、2019年7月1日から、最長11年の契約形態を設けたことを発表しました。 「マイカー賃貸カルモ」は、月額定額料金でマイ・カーを保有…
長距離ワイヤレス給電技術の社会実装を目指す「エイターリンク」が20.6億円調達
2024年5月9日、エイターリンク株式会社は、総額20億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エイターリンクは、米・スタンフォード大学発のスタートアップ企業です。 ファクトリーオート…
医療通訳サービス「mediPhone」など展開の「メディフォン」が11億円調達
2022年6月30日、メディフォン株式会社は、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療通訳サービス「mediPhone(メディフォン)」や、健康管理SaaS「mediment(メディ…
「ZeQ」が音声解析AI電話「MiiTel」と連携したZendeskアプリケーション(β版)の提供を開始
2022年12月13日、株式会社ZeQは、株式会社RevCommと業務提携し、「MiiTel」と「Zendesk」との連携アプリケーションを開発し、β版として提供を開始したことを発表しました。 Rev…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集