【中小機構】デジタル化を後押しするポータルサイト「デジ with」を公開

tool

2025年4月1日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「デジ with」を公開しました。

「デジ with」は、中小企業・小規模事業者のデジタル化を後押しするためのポータルサイトです。

デジタル化に取り組むきっかけ作り、課題設定、解決に向けた最適なITソリューションの提案・導入・運用を一貫してサポートします。

主な支援メニュー

・同業他社とデジタル化状況を比較し、経営の悩みを解決するITソリューションを知る「IT 戦略ナビ with」
・具体的な業務用アプリやIT導入事例を探す「ここからアプリ」
・ITの専門家にオンライン相談できる「IT経営サポートセンター」


経済産業省が指摘する「2025年の崖」問題では、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めなければ、2025年以降、年間最大12兆円もの経済損失が発生する可能性があるとされています。

DXは、テクノロジーやデータを活用してビジネスモデルや企業そのものを根本的に変革し、競争力を強化する取り組みです。現在、大企業を中心にDXは推進されていますが、中小企業や小規模事業者においては、取り組みが十分に進んでいません。

中小機構が実施した「中小企業のDX推進に関する調査(2024年)」によると、「取り組む予定はない」と回答した企業が30.9%に上り、また「必要だと思うが取り組めていない」とする企業が27.1%存在しています。とくに、従業員数が20人以下の企業では、その割合が47%にものぼり、DX推進に対するハードルが非常に高いことが示されています。

中小企業や小規模事業者がDXを推進できない理由としては、何から始めてよいかわからない、予算の確保が難しい、具体的な効果が見えにくい、ITに関わる人材が不足しているなどが上位に挙げられています。

こうした背景を踏まえ、情報、資金、人材といったリソース面で中小企業・小規模事業者を支援することが不可欠です。

中小機構は、このような状況に対応するため、ポータルサイト「デジwith」を立ち上げ、中小企業・小規模事業者のDX推進を総合的に支援し、デジタル化による競争力強化を目指しています。

デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ DX デジwith デジタルトランスフォーメーション デジタル化 ポータルサイト 中小企業基盤整備機構 中小機構 独立行政法人
詳細はこちら

自社のデジタル化状況を同業他社と比較!DX推進の第一歩を「デジwith」と一緒に踏み出そう!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小売業界のDXを推進する「フェズ」が6.3億円調達
2020年8月25日、株式会社フェズは、総額約6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 店舗での売上が本質的に上がるビジネス・モデルの構築や、データ分析からアクションの提示、アクショ…
「令和5年度ものづくり基盤技術の振興施策」(2024年版ものづくり白書)が公開
経済産業省は「令和5年度ものづくり基盤技術の振興施策」(2024年版ものづくり白書)を取りまとめ、公開したことを発表しました。 「令和5年度ものづくり基盤技術の振興施策」(2024年版ものづくり白書)…
AIソリューションを提供する「シナモン」が5億円調達
2022年6月28日、株式会社シナモンは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、第一生命保険株式会社です。 シナモンは、AI-OCR「FLAX SCANNER」、自社開発の音声認識…
ドローンなどのロボティクス技術により社会インフラ領域のDXを支援する「センシンロボティクス」が22.5億円調達
2023年11月1日、株式会社センシンロボティクスは、総額約22億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 センシンロボティクスは、社会/産業インフラの設備点検、災害被害状況把握などの防…
【3/10開催】「起業・複業に向けての『自分理解』~当事者研究から自分自身を知り、対話を通じやりたいことの一歩目を考える~」
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する学びの場、TIP*Sが主催する講座「起業・複業に向けての『自分理解』~当事者研究から自分自身を知り、対話を通じやりたいことの一歩目を考える~」が開催されます。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集